《アメイジング・グレイス》★で疲れた。
小川竜生の《アメイジング・グレイス》徳間書店刊を寝る前に読み始め、けっきょく昼前まで。さらに四時過ぎに起きて飯を食いながらいま読み終わった。つまらねえ事件をベースにしたアウトローもので、出足はノワールなのに、途中から腰砕けの現実後追いに走る。しかも追いつめ方が甘いというか古くさく、情けない。どうしてこんな出来の悪い作家を茶木さんは持ち上げるのか。《アウトロー》とか《ヤクザ》というのにこの頃の評論家は弱すぎるのではないか。何か特別なものを視すぎているのではないのか。書評があてにならないことが多くなった。めんどーなことである。
一巻の途中でページを折った《飛狐外伝》を素直に続けていればよかったが、表紙にだまされた。
ま、今年は《飛狐外伝》で開けたことにしておく。

それはともかく、スタートさせる仕事の時間が、さぼったので半減。勢いつけるために、これからオフィスに行き2時間くらい集中しよう。弾みをつけないと、手が出ない。