終りの日に向けて
《フィナーレ》に向けたラストMLから転載

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益子です。


解団式のときに配ることになったという《外伝2》の簡潔版用の
パッケージカバーを一枚一枚裁断してている渡辺を見ながら
あと三日と思いながら胸に迫るものがあります。

7月3日の結団式の様子を渡辺が15分にまとめたビデオもあるらしいので
解団式ではみなさんの三ヶ月前の様子が同時に流れることにもなるらしい。

外伝シリーズは、フィナーレの記録も含め、この二年間の撮影記録などを
集大成したものが年内にできあがる予定です。
現在のところ渡辺が記録したビデオ素材が主ですが、写真等みなさんが
秘蔵されている「こいつも入れろよ」という材料がありましたら
時間のあるときにぜひ渡辺にお渡し下さい。

確約はできませんが、
年末までにVHSで、
最終的にはすべてをまとめてDVDにして配付するつもりです。



6月から公開している「むじなの森」のホームページですが、
記念として三年間、あのままにしておきます。
みなさんがそれぞれの忙しい日々の中で
21世紀最初の夏の記憶をたどりたくなったら、
あるいはほんの少し元気がなくなったら
いつでも訪ねてください。
むじなの夏が、待っています。



渡辺は28日早朝に東京を発ちます
三日間、記録できるすべてのものを記録するように頼みました。
会場のどこかで、とつぜん、いきなり、ひげ面男がカメラを向けても
どうか驚かないでください。恥ずかしがらないで下さい。
とびきりの笑顔でも、底なしのさびしい顔でもいい。
彼の向けたレンズに向かって、何かコトバを残して下さい。
どんな内容でもかまわない。すべてを引用します。残します。
できればひとり60秒以内が望ましいけど、必要なら5分でも10分でもいいよ。
DVDにするときに「Voices2001 Mujinanomori」としてすべて収録するから。
なお、渡辺は三日間いるので、いやもういちど話したいという方は
どこかでひげ面男を見つけて何度でもチャレンジして下さい。


集いの湖の前で何人の顔と再会できるのか、胸が弾みます。


さみしくもあるが、まずはめでたい。
では、フィナーレの日、

  「はかない夢と情熱が確かに存在した」

そのむじなの森のジ・アースの前で。



      2001.9.28未明  T.M