その日。6月15日 �|� 6.15プレス取材 をアップロード
十五日、豪雨の中を東北道で一路、須賀川の未来博会場へと向かう。
水しぶきが1m以上あがり煙幕状態の中をゆっくりと進む。
会場はまだあちこちで土が掘り返されたままで、泥水の惑星のようだった。
それでも我がジ・アース館はひときわ異彩を放ち、雨煙の中にそびえていた。ように見えた。
午後一時からスタッフならびに関係者による3D試写。大好評。総合プロデューサーの宮本さんから強く手を握られる。男同士とはいえ、さすがにこのときは嬉しかった。
続いて午後二時からはプレス試写。テレビ、新聞など二十数人の取材陣。
ため息などもれてくるのが聴こえ、嬉しくなる。ま、そう聴こえた。
3D試写のあと、撮影用に2Dで試写。さらに湯浅さんと並び挨拶。暗転してスポットライトを浴びるというのはなかなかつらいものがある。いつも撮る側なので、たじろいだ。
マスコミを帰してから、関係者だけで滝の流れ具合、ミストの噴霧タイミングなどを繰り返しチェック。
次は21日に降雪マシーンの稼働チェック。

食堂で川田プロデューサーと渡辺君の三人でコーヒーを飲みながら二時間ほど話す。
外に出ると濃霧。
深い霧の中を帰京。自宅に着いたのが午前一時過ぎ。

初号試写、疲れたが大成功だった。
あとは23日のテレビ出演と、7月4日の記者会見で、オープニングを待つことに。

15日の初号試写のようすを
「そのまばたき2億年」に追加した。