ウミネコと「吹けよ風、呼べよ嵐」
寒いはずである。
雪が降り出した。
雲の切れ目からは太陽。
遠くの波頭がきらめいている。
そして肩には雪片。
波打ち際ではウミネコの群れが遊んでいる。

一年を通して福島の自然を追いかけてきたが、年の終わりににつかわしい。

クルマのCDプレーヤーからはピンク・フロイドの「吹けよ風、呼べよ嵐」が繰り返し流れている。



潮騒と砂嵐とウミネコを冬の午後の低い陽ざしが黄金色に染め上げる、水の惑星の水の旅の、その終章。
「還っていく水」のその一瞬を、、みごとにゲット。

水の惑星のロケ、これで二十世紀の幕を閉じられる。
さて、あとは来世紀。雪を相手の第二幕。

愉しみではないか。