ブレア・ウィッチ・プロジェクトDVD版
遅まきながら「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を見た。
企画の勝利だが、一発モノではなく、いくつかの示唆に満ちていた。
それはデジタルの持つリアリティに気づいている人間と、そうでない人間とでおどろくほどの落差が生まれ始めているということ。
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の見事な成功は、そのことをまざまざとつきつけている。

巨艦・巨砲主義がほんとうに過去のものになったことを、
少なくともいくつかある可能性の一つには
「フィルム」世界は懐古趣味としてしか残らないだろうということを明示した、そんな気がする。

ボーナストラックにあった記者会見のロングインタビューが
そのことをよく伝えている。

世界は変わる。
結構なことではないか。