2000 08/07 21:38
Category : 日記
『日向を三日も歩き続けると、
人は勇気の命令には従わなくなって、
蜃気楼の命令に従うようになる。次から次へと現われる幻影が
人を支配するようになる。人はもう自分の脚も、自分の精神も
号令できなくなる。感動がまるでなくなってしまう。
感動には適度の湿気が必要なものらしい!』
サン=テグジュベリ「夜間飛行」あとがきより 堀口大学訳
リビアの砂漠に不時着したときのエピソードを語ったもの。
海の扱いに迷っていたが、これで解決。
春はかすみとなって降り注ぎ、
秋には高い空へと昇っていく。
夏と冬が過剰な湿気だとすれば
春秋こそが「適度な湿気」。
黄金色の潮騒が寄せては返す渚。
これでいじゃない。OKだ。
雷とか大雨とか竜巻とか、今日の東京は
めちゃくちゃだが、昏迷のおかげで答えも見えた。
人は勇気の命令には従わなくなって、
蜃気楼の命令に従うようになる。次から次へと現われる幻影が
人を支配するようになる。人はもう自分の脚も、自分の精神も
号令できなくなる。感動がまるでなくなってしまう。
感動には適度の湿気が必要なものらしい!』
サン=テグジュベリ「夜間飛行」あとがきより 堀口大学訳
リビアの砂漠に不時着したときのエピソードを語ったもの。
海の扱いに迷っていたが、これで解決。
春はかすみとなって降り注ぎ、
秋には高い空へと昇っていく。
夏と冬が過剰な湿気だとすれば
春秋こそが「適度な湿気」。
黄金色の潮騒が寄せては返す渚。
これでいじゃない。OKだ。
雷とか大雨とか竜巻とか、今日の東京は
めちゃくちゃだが、昏迷のおかげで答えも見えた。