通常貯金のお知らせ
…が届いていた。

中を見ると、それは父の口座だった。

「あなた様がご利用されております通常貯金は、長い間、ご利用がございません」「お取扱い最終年月日:平成17年3月7日」「つきましては、お早めにお預入れや払戻しなどのご請求をしていただき、引き続きご利用いただきますようお願い申し上げます」

解約するのを忘れていた。

父の晩年は貧しかったので、最後は貯金高0円であったことを覚えている。

しかし、120円-税金21円=99円の残高。
父が亡くなったのは、平成7年1月16日だが、平成17年に取引記録がある。何故だろう。

相続処理後、解約の手続きをとることにした。