スーパー
…の冷凍食品売場で、大きな空間が空いている?と思いきや、まだそうでもなかった。

私はあまり冷凍食品を買わず、また今のように騒がれる前から、中国製品や東南アジア製品には手をつけていなかった。よって個人的にはあまり影響はない。

それは、前職で私が海外輸出入に関係する仕事をしていたからである。
アメリカ、ヨーロッパ、そしてアジア、そのやりとりの中で、アジアは一番てこずった。
品質という意識が大変薄く、ボロボロになったものや、明らかに不良品というものを商品として送り、クレームを言うと「知らない」「証拠は」「そちらの扱いが悪いのでは」と言ってくる。責任感も薄い。
人件費や単価が安いがゆえに、当然のことながらクオリティも落ちるのだが、商売意識が違いすぎるのである。

もう、コスト削減のために海外委託するのはやめたら?
国内製造品に対する、企業の税制優遇や、各種国内品に対して新たな国としての、優秀なものに対する賞の奨励などをして、日本製品ブランドに付加価値をつけたら?
品物の単価価値を上げないと、給料も上がらず景気が良くなるわけがない。

買わないと景気が鈍るのではなく、買う元手を捻出しないと、更に下降線を辿ることは、誰の目にも明確である。