京都非公開文化財特別公開
今年も、秋の京都非公開文化財の特別公開が始まりました。

期間は11月8日までと短くて21ヶ所になるので、行きたい場所から幾つか拝観に行く事にしました。

さっそく今日は、まずは堀川寺ノ内周辺から29年振りに公開の「光照院門跡」に行きました。

光照院門跡は、常盤御所とも呼ばれた門跡寺院で、落ち着いた雰囲気のお庭と書院が素敵なお寺でした。

続いて、近くにある「三時知恩寺」へ行きました。

三時知恩寺も門跡寺院で秘仏である善導大師像が公開されています。

一の間の襖の、源氏物語の場面が扇子の形で描かれた源氏絵扇面貼交襖が素敵でした。

そこから堀川通りに出て、東山二条に移動すると「西方寺」へ向かいました。

西方寺は小さなお寺ですが、本尊の阿弥陀如来坐像が丈六の大きさでなかなかの迫力でした。

また。豊臣秀吉公坐像は面白い木像でした。

そこから、すぐ近くにある「信行寺」へ向かいましたが、お寺の中から外にまで長い行列が出来ていて驚きました。

信行寺は、今回が初公開と言うのと、本堂の天井に伊藤若冲の花卉図天井画が見れるので多くの人が訪れてるみたいです。

本堂は、それほど大きくないのに、そこへ多くの人が訪れて入れ替え制になっているので、本堂に入れない人が行列になってしまってるのですね。

私も本堂に入るのに、一回分は外で待たされてしまって、ようやく入れても人がいっぱいの混雑なのでうんざりして途中で出てしまいました。

今日はそれで終えて帰りましたが、来週にはまた他の拝観に行きたいと思います。