2012年01月の記事


文の助茶屋
どうも昨日から気が重いことが続いてて凹み気味なので、少し気分転換にと久しぶりに京都の東山周辺を散策してきたよ。

京阪電車の清水五条駅で降りて、まずは松原橋の下の散策、川の水は冷たいでしょうに水鳥は元気に泳いでて和みますな。

そこから宮川町とか歩きながら、向かったのが六波羅密寺。

ここは、今年の大河ドラマの平清盛にも所縁のお寺で阿古屋塚とか平清盛塚もあるんだけど、前は塚も割りとそのまま放置されてたのがドラマの影響かきれいに整備されてて驚いたよ。

そこから、六道珍皇寺に寄って小野篁さまにご挨拶してから清水寺へ。

いつもはお正月に清水さんに寄るのだけど、今年は行けなかったので久しぶりになったね。

清水寺と言えば京都でも有数の観光スポットなんだけど、寒いのとシーズンでもないので人は少な目かな、でもアジア系外国観光客と修学旅行生は多かったな。

清水さんをお参りして、清水坂をぶらぶら歩きながらベタなおみやげ物とか買って歩くのも楽しいね。

三年坂を下りながら二年坂の手前で折れて八坂の塔の方へ歩くと途中に「文の助茶屋」がある。

落語家の二代目文之助が開いた甘酒茶屋が始まりで、以前は高台寺門前の三面大黒の所にあったのが、今は八坂の塔近くに移転している。

実は、今日は文の助茶屋に用事があって、前にテレビの番組でアズキがいっぱい盛ったスィーツが紹介されてて、それが食べたくてネットとかで調べても判らなかったので、実際にお店に行ってみたかったのである。

お店の前でメニューを見てもそれらしいのは書いてない。

さてどうしようと思っていると店員のおねいさんが出てきて、中へどうぞと言うので、「前にテレビで見たアズキの奴なんやけど・・・」って言うと「あります・あります」と言うので言われるままに店内へ。

それは品書きにも載ってないのだけれど「ゆであずき」と言う、そのまんまのスィーツらしい。

この店員のおねいさんが気さくな人であれこれ話していると、やがて出てきたのはテレビで見たのと同じ奴。

大きなサジのような容器に、いっぱいにゆであずきが盛られて白い砂糖が少しかかっている。

またあずきの上に白玉が二つ添えられていて良いですな。

寒い中で暖かいあずきがほかほかしてるし、あずき本来の味を堪能できる美味しさで、すっかり気に入ってしまったよ。

近くへお越しの折は、ぜひ試してみてくださいな、お善哉も美味しいけれど、もっとあずきを味わえますよ。

満足してお店を出て、二年坂に戻って円山公園方面へ歩いていくと、丸山音楽堂が工事していた・・・もう取り壊すのかな。

円山公園から八坂神社へお参りして、四条通に出ると、祇園小石に入って飴を買って帰る。

そこから、京阪電車で帰って来た。

はぁ、久しぶりの清水さんでぶらぶら歩いたけど、少しは気分転換になったかなぁ。

まぁ、食べたかった「ゆであずき」を食べれたから良かったよ。
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ヴィオラ奏者の機転
これは、あるサイトで見かけた少し良いお話。

http://narinari.com/Nd/20120117193.html

ヴィオラ奏者が演奏中に、曲も終わりに近づいて盛り上がる中に、観客の携帯電話の着信音が・・・

せっかくの雰囲気も台なしになりそうな中を、ヴィオラ奏者は機転を利かせて曲の演奏をして場を和ませた。

↑サイトには実際の画像もあるので見てくださいな。

映画館やホールで携帯を切るとかマナーモードにするのは周りに迷惑をかけない必須のマナー、でも時々鳴らしてる人がありますよね。

このお話では嫌な空気になる所を救われましたね。
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原色再現
最近見つけた本で凄く良いのが「原色再現 日本史の名場面」と言う本である。

日本の歴史上の名場面が描かれた絵画や絵巻、屏風絵などがカラーで紹介されている本で、歴史好きにはたまらない本である。

昔の武者絵とか記紀の絵画とか良い雰囲気で大好きである。

新人物往来社から発行されていて、価格も1500円と手頃なのでお勧めの本だよ。
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初弘法
今日は京都の東寺で毎月21日に開催される弘法さんと言うガラクタ市の日で、しかも今年始めの初弘法の日なので、久しぶりに行ってきたよ。

弘法さんは、弘法大師の命日である21日に、東寺の境内いっぱいに千軒を超えると言われる露店がならぶガラクタ市で、骨董品をはじめ、衣類や陶器、小物やアクセサリーにお人形、それにいろいろな食べ物まであらゆる物が売られている。

また、この東寺は私の京都の実家の近くなので、子供の頃から遊び場で弘法さんも子供の頃からお小遣い持って遊びに行ってたんだよね。

今日は天気予報では朝のうちは曇りで午後から雨降りだったので、早朝から安心して行ったら、何と朝から小雨が降ったり止んだりでうっとうしいお天気で困ったよ。

いつもの初弘法だと人が多くて歩けないくらいの混雑なんだけど、雨のせいでお店も少ないけど、人も少なくて買い物はしやすかったよ。

雨の中をぶらぶらしながら、焙じ番茶(500円)・辛子漬け(300円)・赤カブ千枚漬け(300円)・厄除け金つば(100円)・もろこの生姜煮(500円)・あられ(三袋500円)・干し柿(300円)・福豆セット(800円)黒団子(300円)・重箱人形(1600円)・木彫りトンボ(1600円)・手作り財布(1000円)・手作りアクセサリー(1000円)などなど、いっぱい買い物しちゃいました。

個別に安いので、ついついいろいろと買い過ぎてしまうんだよね。

それでも昨年は弘法さんと休みがなかなか合わなくてあまり行けなかったので、久しぶりに楽しく過ごせたよ。

それで、帰る頃には雨が止んできやがんの・・・私っていつもそうだよ(泣)

いっぱいお漬物とか買い込んだので、しばらくお漬物でご飯が美味しいよ・・・また太るよなぁ。
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大阪お寺巡り
今日は、いつもの京都ではなく少し用事もあったので、大阪のお寺をお参りしてきたよ。

始めは玉造駅から歩いて、天王寺区の真田山に近い、「円珠庵」にお参りした。

円珠庵は「鎌八幡」の名前で知られており、悪縁切りのお寺として有名である。

もともとは、この付近にあった楠の霊木に真田雪村が鎌を打ち込んで祈願した結果、戦勝したことから霊木に鎌を打ち込んで祈願するようになり、悪縁切りのお寺として信仰を集めるようになったそうだ。

私は昨年に少し祈願する事があったので、今年はお礼の意味もこめてお参りしたかったのだ。


そこから歩いて地下鉄の谷町線に乗って四天王寺前夕陽ヶ丘駅で降りて、愛染かつらで有名な愛染堂にお参りした。

愛染堂は「愛染かつらの木」が有名で、その樹齢数百年といわれる巨大な桂の木に、ノウゼンカズラのツルが巻き付き、桂とカズラが一体となったその姿は、男女が寄り添っているように見えることから、カップルの縁を取り持ってくれる「恋愛成就・夫婦和合の霊木」として何百年もの間、この地で親しまれていると言う。

また、昔の映画の「愛染かつら」でも有名だね。

私も良い御縁がありますように、お祈りしてきたよ。

その愛染堂のすぐ近くに「大江神社」と言う神社があり、その境内には狛犬ならぬ狛虎を置く毘沙門堂があり、阪神ファンのお参りや必勝祈願とかされるそうだ。

そこから歩いて、お参りに行ったのが「一心寺」と言うお寺である。

一心寺は、納骨された遺骨から作られたお骨佛のお寺として知られている信仰の寺院で、私のお友達や知り合いでも納骨されてる方も多い。

そういう縁で、私もお線香とロウソクをお供えしてお祈りしてきた。

そこを出ると、「四天王寺」も近いので、ついでに四天王寺にもお参りする事にした。

四天王寺は、聖徳太子が摂政皇太子として最初に建立されたお寺として有名である。

広い境内をお参りしながら散策すると、今日は「どんど焼き」が行われていて多くの人で賑わっていた。

こうして、今日は大阪の天王寺区のお寺を少しお参りして歩いたけど、まだまだお参りしたいお寺も多いので、また機会があれば巡って歩きたいよ。
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猫怪々
加門七海さんの「猫怪々」(ねこかいかい)を読んだよ。

加門七海さんは視える作家さんとして有名で、日々様々な心霊経験をされていて、その体験から書かれた作品も多い。

この猫怪々は、猫を飼いたいとペット可のマンションを買われてから、不思議な縁で出あった仔猫は死にそうに弱っていた。

拾い上げて病院に連れて行くと、その仔猫は様々な病気を持っていた。

それで、その仔猫を連れて帰って飼う事になるのだが、病気の介護と供に様々な不思議な物が見えたり起きたりする毎日が始まった。

加門さんが仔猫のののちゃんと出会って暮らしようになってからの様々な苦労や不思議な出来事が綴られた本であるが、加門さんの仔猫への献身が微笑ましくも猫の不思議についても書かれた実話本である。

飼い主が猫を選んだのではなく、猫が飼い主を選んで現れたと言う言葉が印象深い。

猫好きの人で、心霊系も大丈夫な人にはお勧めの本である。
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龍尾神社の竜
お正月の初詣のブログでも紹介したのだが、龍尾神社の竜について、もう少し詳しく紹介したいと思う。

京都の京阪東福寺駅から少し北へ上がった所にあるのが「龍尾神社」(たきおじんじゃ)と言う神社で、その拝殿の天井には長さ8メートルにもなる木彫りの竜が祀られている。

かっては極彩色に彩られていたそうで、現在でも竜の目など青い色が残っていたりする。

あまりにリアルな竜の姿に、夜な夜な抜け出して水を飲みに行くとも言われ、以前は出られないように天井一体に金網がはられていたが、最近では金網は外されてるようだ。

天井に竜の絵を描いたお堂とかは京都にも多いが、これだけの竜の彫り物があるのも珍しいのではないだろうか。

また、本殿の方でも欄間などの十二支や動物などの彫り物がされていて見所もいっぱいである。

また境内には鰻の神使で、夫婦和合や子授けで知られる三嶋神社も祀られている。

普段は人も少なくて閑散とした神社であるが、いろいろと見所の多い神社でもあるので、機会があれば訪れて見られることをお勧めする神社である。
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今年の初詣の岩清水八幡宮で引いた御神籤。

「平」たいら・・・・・

安定運らしいけど、忍耐の年らしい、ようわからん。

御神籤をクレクションしてる私にはうれしいけどね(御神籤はよほど悪くなければ持ち帰るのが基本です)。

大河ドラマは平清盛だそうだし、関係者なら大喜びでしょうな。
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辰年の初詣
あけましておめでとうございます。

昨年はご訪問や書き込みいただいてありがとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

皆様の御健康と御多幸をお祈りしております。


大晦日には、京都劇場の劇団四季の「マンマミーア!」のチケットを買っていながら寝不足と風邪による体調不良により観劇を断念すると言う状態でチケット代1万2000円を無駄にするといういつもながらのドジでしたが、今朝には元気に復活して初詣でにでかけていました。

私は毎年の初詣は、その年の干支に纏わる寺社にお参りしてるので、今年も辰年の「龍」にちなんだ所に初詣してきました。

まず、昨年の大晦日の朝に一足早くお参りしたのが、京都の山科の天智天皇陵の北側にある「本圀寺」で、ここは日蓮上人にゆかりのお寺で加藤清正にも所縁のお寺です。

このお寺は仁王とかが金ピカで有名なおてらであり、境内に祀られている九頭竜銭洗辨財天の燈籠に金色の金竜が巻き付いてて、これがなかなか見事なのですよ。

明けて新年のお正月になり、始めに私がいつも信仰している岩清水八幡宮にお参りして、古い破魔矢やお守りを返納して、新しい破魔矢やお守りをもらって帰りました。

次にお参りしたのは伏見稲荷大社で、ここも私がいつもお参りしている神社であるが、毎年の事ながら全国でもトップクラスの初詣客が集まる神社なので人が多かったです。

本殿にお参りして、受験の神様の東丸神社にも祈願しました。

この伏見稲荷大社の千本鳥居を越えて奥の院からさらに参道を少し進むと山の方に続くわき道があり、これを少し行くと「伏見神宝神社」と言う小さな神社があります。

ここは、かぐや姫に所縁があるとか言う話ですが、竜神をお祭りしてあり、本殿の前には天龍・地龍の龍の狛犬が置かれています。

その次に訪れたのが京阪電車の東福寺駅を少し上がった所にある「龍尾神社」です。

ここは、名前からして龍に所縁の神社なのですが、拝殿の天井に大きな木彫りの龍が彫刻されていて見事です。

この木彫りの龍は夜な夜な抜け出すと言われて、出られないように普段は金網で被われているのですが、今年は辰年と言う事で三が日の間は金網を外して、普段は入れない拝殿にも入って見れるようになっています。

雑誌やテレビとかでも紹介されたそうで、普段はほとんど人気の無い神社が今日は多くの参拝者が訪れて、木彫りの龍の見事さに歓声を上げていました。

そこから、さらに四条に出ると、毎年初詣の締めは八坂神社にお参りしているので、人混みの中を八坂神社に参拝してきました。

そう言えば、八坂神社も龍に所縁がありますね。

こうして、いつもお世話になってる神社と龍に所縁の所に参拝してきて疲れましたがいろいろと初詣を楽しめて良かったです。

夜に実家から戻ってきましたし、後のお正月はのんびり過ごそうと思っています。

皆様も楽しいお正月をお過ごしくださいね。
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