2011年11月の記事


江戸ッ子煮
私の好きな缶詰に「江戸ッ子煮」と言うのがある。

缶詰の中に煮豆や糸コンニャク、それに肉とか竹の子が少し(ほとんどが糸コンニャクと煮豆)入っているおかずになる缶詰である。

美味しくて私のお気に入りで、いつも保存食として常用してたのに、最近になってどこに行っても売ってないのよ。

少し前まで、スーパーとかで、どこでも普通に売ってたのに、急に全然見かけなくなってしまったよ。

どうしたのかな?

手持ちも小さな缶詰が一つになったのでマジで探してるよ。
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紅葉が見頃
秋になっても暖かい日が続いて、紅葉も色づくのが遅れ気味だったけれど、先週くらいから急に冷え込むようになって、紅葉も紅くなってきたよ。

寒さで私も風邪引きさんだったけれど、何とか回復してきたので、早朝に京都の紅葉の名所として知られる東福寺まで紅葉を見に行ってきたよ。

東福寺は京都でも屈指の紅葉の名所で、特に通天橋での紅葉はきれいなんだけど、実はその通天橋の紅葉は中に入らなくても、臥雲橋と言う通路の橋から見れて、しかも一番きれいに見えるのである。

それだけに、臥雲橋は写真の絶好のポイントで、マスコミとかも含めて多くのカメラマンが写真を撮るので、早朝の暗いうちから混雑している。

私も、ここ数年は毎年早朝に紅葉を見に行っているよ。

紅葉はだいぶ紅くなっていたけれど、まだ青い所もあるのと、やはり暖かい日が続いて冷え込みが少なかったので、紅葉の色はあまり良くない気がしたよ。

それでも、ようやく紅葉が見頃になってたっぷり紅葉を楽しめたよ。

紅葉は、まだ遅れてるところも多いので、来週くらいまで見頃が続きそうだよ。
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水の時計
昨日は雨で朝の予定も立たなくなったので、大阪駅の探検に出かけていたよ。

大阪駅がオオサカ・ステイションシティに改築されてからややこしくて何がなにやら判らない状態なので少し覚えようとうろうろしてみたのだけど、やはりどこがなにやら判り難くて挫折した・・・駅とか大きくなったり施設が増えて複雑になるよりもシンプルな方が利用者には良いと思うんだけどね。

それで、新しくなった大阪駅で話題なのが南ゲート広場(南・阪神百貨店側の一階広場)にある「水の時計」だよ。

これは上から落とす水をコントロールして、時間や絵などを表した物で何気なく見てると判らないかも知れないけれど凄い技術力だと思う。

時刻は一分に一度くらいの表示で後は絵とか文字とか幾つかのパターンがあるみたい。

海外から来る旅行者とかにも大評判でわざわざ見に来る人も多いみたいだと。

横から見ると、ほんとうに水をコントロールしてる凄さが判って面白いねぇ。

こういうのがさりげなく出来るのが日本の技術と科学の凄さなんだろうなぁ。

大阪駅に行く機会のある人にはぜひぜひお勧めのスポットです。
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ひらかた市民狂言
今日もまた雨降りだね、週末になると雨降りばかりでほんとうにうんざりだよ。

朝のうちは紅葉を見に行くつもりだったけど雨だしね、午後からは毎年見に行っている「ひらかた市民狂言 茂山狂言会」を見に行く予定だったので今年も見に行ってきたよ。

これは秋の恒例になっていて、枚方市市民会館で開かれる京都の大蔵流狂言の茂山家による市民狂言会で、私も毎年楽しみにしている。


○お話とワークショップ

お話:茂山茂

事前の参加希望の高校生を上げての茂山茂さんのワークショップと狂言の解説。



○「二人大名」

大名甲:茂山正邦
大名乙:茂山童司
道通りの男:茂山宗彦
後見:井口竜也

二人の大名が都へ行く事になったが、どちらの大名も使用人が留守なので太刀を持つ者がいない。

そこで誰かに出会ったら、その者に太刀を持たせる事にしようと話しあった。

そこへ男が通りかかったので、その男を呼び止めて太刀に手をかけて脅して、無理やり太刀を持たせる事になった。

男は脅されて太刀を持たされた上に、あれこれと使用人のように扱われて面白くない。

しかし考えてみると脅された太刀は自分が持っているので、逆に太刀を振りかざして大名達を脅す事にした。

大名達は立場が逆転して男に太刀で脅されて、腰に付けている小刀を取られた上に、いろいろと恥ずかしい真似をさせられてしまう。



○「柑子」

太郎冠者:茂山七五三
主人:茂山逸平
後見:山下守之

太郎冠者は主人から貰い物の柑子(みかんの一種)を預かったが、どうしても食べたくなって食べてしまった。

やがて、主人から預けた柑子を持ってくるように言われ、食べてしまった言い訳をあれこれと考えて主人をごまかそうとするのだった。




○「仏師」

すっぱ:茂山千五郎
田舎者:茂山茂
後見:井口竜也


自宅に持仏堂を建立した田舎者が、そこへ祭る仏像を買い求めて都へ上がった。

しかし都はひろくてなかなか仏師を見つけることができない。

困っていると、そこへ現れたのが都のすっぱ(詐欺師)で、親切ごかせて田舎者の話しを聞くと自分がその仏師だと嘘をつき、仏像は翌日に出来るのでとりに来るように話した。

翌日になって田舎者が受け取りに行くと、そこにはすっぱが仏像に成りすましていたのだった。

田舎者は気づかずにほんとうの仏像だと思ったが、どうも印相がおかしいので手直ししてもらおうと仏師(すっぱ)を呼びに行くと、すっぱが姿を戻してあわてて駆けつけてくる。

こうして田舎者から手直しの注文を受けるたびに、すっぱは仏像とすっぱの姿を繰り返してしまうのだった。



こういう市民狂言会は普段の狂言会よりも狂言師の方々と身近に接したり感じたり出来るのは魅力だよね。

毎年そうなんだけど、今年も茂山家のカレンダーを買った人には直にサインを書いてもらえるサービスが行われた。

しかも、開演前は茂山七五三さん、休憩は井口竜也さん、終演後は茂山宗彦さんと三回に分けてサインをもらえたよ。

こう言う事からも、ますます茂山家の人気は広がっていくのかも知れないね。

また来年も楽しみだよ。
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八つ橋
京都のお土産として有名なのが八つ橋で、特につぶあん入りの生八つ橋は人気である。

いろいろなお店が八つ橋を作っていて、餡や味に工夫して種類も多いのだけど、昨日に散策した山科にも京栄堂と言う八つ橋のお店がある。

山科を中心に何店舗かあるのだけど、醍醐寺の門前にもあって昨日はそこで八つ橋を買ってきたよ。

このお店の八つ橋は、焼いた八つ橋が「天津姫」、生八つ橋が「春吹雪」、そしてつぶあん入り生八つ橋が「小町花伝」と名前にもこだわっている。

また、このお店独特の名物が、三笠(ドラ焼き)の生地でつぶあん入り生八つ橋を包んだ、つつみ生八つ橋の「去来花」と言う和菓子である。

このお店ではいろいろな詰め合わせもあるのだけれど、つぶあん入り生八つ橋が一個一個個別に包装されてて、一つから好きなだけ買えるのもすごく良いよ。

つぶあん入り生八つ橋の小町花伝も、つつみ生八つ橋の去来花も美味しくいただきましたよ。
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山科お散歩
今日は良いお天気で、気持ちの良い陽気だよ。

まだ紅葉には早いのだけど、京都の山科までお散歩に行ってきたよ。

京阪三条から地下鉄に乗り換えて、山科駅で降りる。

そこから北に向かって少し歩くと「毘沙門堂」と言うお寺がある。

毘沙門堂は、正しくは出雲寺と言うそうであるが、本尊の毘沙門天にちなんで毘沙門堂の呼び名で知られている。

隠れた紅葉の名所で、JR東海の「そうだ京都へ行こう」キャンペーンで、今年に取り上げているから、今年も紅葉の時期は盛り上がるのかも知れないね。

まだ、紅葉は青葉だけど、色づく頃にはきれいだと思うよ。


毘沙門堂を出て、山科駅まで戻ると、再び地下鉄に乗って小野駅で降りる。

そこから、少し歩くと小野小町に所縁のある「小野随心院」がある。

小野小町の伝説のあるお寺で、小野小町が姿を映したという化粧の井戸や深草少将が小町に宛てた恋文を埋めたと言われる文塚などの史跡で知られている。

また境内には小野梅園と言う遅咲きの梅の花が咲く梅園があり、春にはたくさんの梅の花が楽しめる名所である。


小野随心院を出てさらに歩いていくと、世界文化遺産の一つでもある「醍醐寺」に着く。

醍醐寺は、山の上の上醍醐と下の下醍醐に分かれているが、上醍醐に上がるには二時間近く山に登らないと行けないので今回はパス(途中には秀吉の醍醐の花見の跡地もある)。

醍醐寺も歴史のある寺院なので国宝も多くあるが、境内の五重塔は天暦5年(951年)の建立で、下醍醐創建時から残る唯一の遺構でもあり、京都府下の現存する最古の建築物で国宝にも指定されている。

醍醐寺にも紅葉は多いのだけど、まだ青葉で紅くなるころには境内でも紅葉の見所が多いと思うよ。

醍醐寺を後にして帰宅する事にしたが、山科にも、今回の毘沙門堂や小野随心院、それに醍醐寺以外にも勧修寺など紅葉の名所も多いので、のんびりと山科の紅葉を見ながら散策して行くのも良いかも知れないね。
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嵯峨野散策
今日は、京都の嵯峨野を散策してきたよ。

紅葉にはまだ早いのだけど、紅葉の時期になってしまうと人が多くて混雑してしまうからね、今のうちに散策を楽しもうと行って来たの。

それでも、秋になって京都でも人気の観光地である嵯峨野は、朝からけっこう人が多かったなぁ。

紅葉は、まだ青葉だけど、少しずつ色づいてきてるのもあったよ。

嵯峨野周辺は紅葉の名所も多いのだけど、何しろ普段から人が多いのに紅葉の時期は混雑してお寺に入るのに行列ができてたり、歩くのに繁華街並みの人混みだったり大変だしね。

嵐山から、ぼちぼち歩いて清涼寺の境内を見て周っていると、紅く色づいてきた紅葉が一本だけあって良かったよ。


そこから、さらに奥嵯峨野の方に歩いて化野の方へ歩を進めた。

その付近でも人が割と多いのは、清滝や愛宕方面へハイキングや散策に出る人が多いからのようだ。

化野付近でも紅葉はまだだったけど、化野念仏寺の入り口への参道で、一本紅くなっている紅葉があったよ。

化野まで来たら、やはり「あだしの まゆ村」に寄らないわけにはいかないよ。

まゆ村のお店で、店員さん達と先日のテレビドラマの「山村美紗ミステリー 京都・嵯峨野トロッコ列車殺人事件」で、まゆ村の前でロケが行われて、しっかり放送でも映ってた話とかしたり、いろいろとお話してたら雨が降ってきた。

天気予報では、夕方くらいから雨だと言ってたのに、早くも朝のうちから雨になって驚いたよ。

ほんとうに週末の土曜日とかの雨降りが多いよね、いつまでも蒸し暑いし困ったなぁ。

しばらく話し込んで雨が止むのを待ったけど止みそうもないので、お店で傘を借りて帰って行ったよ。

せっかくの嵯峨野散策が雨でうんざりだったけど、今回もまゆ村でお話できたし、紅葉も二本ほど見れたし、まぁ良しとしましょうかね。

紅葉が本格的に色づくのは11月の中盤くらいかな、今年は祝日は出勤だし最後の土曜も仕事だし、あまり紅葉を見に行けそうにないなぁ。
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菊の花
秋になって菊の花が楽しめる時期になってきたね、私も枚方で菊花展や菊人形を見に行ったりしたからね。

菊は、日本では日本では春の桜に対して秋を象徴する花でもある。

菊の花は、薬草や観賞用植物として平安時代より用いられ、宮中では菊の節句とも呼ばれる重陽の節句(旧暦9月9日)が明治時代まで行われ、現在でも皇室園遊会(観菊御宴)として行われている。

薬用ももちろん、食用にされる菊もあるし、除虫菊とか殺虫剤として使われたりもしているし、菊の花は邪気を祓い長寿の力があるとして菊の花を飾ったり、お酒に菊を浮かべた菊酒を飲む習慣もあるそうだ。

また、物品への意匠として用いられることも多く、後鳥羽上皇が身の回りのものに施したことにより「菊紋」は天皇および皇室の紋となったといわれている。

さらに、鎌倉時代には蒔絵や衣装の文様として流行し、日本の南北朝時代以降には天皇より下賜されることにより公家や武家の間で家紋として使用されるようになったと言う。

現在でも50円硬貨に菊の花が描かれているね。

花言葉は「高貴」だそうで、見た目も香りも清清しく高貴で、日本人に親しまれている花だと思う。
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