京都五社めぐり
少し前に京都の平安神宮に行った時に、「京都五社めぐり」の色紙が売られていて、描かれている四神の絵がきれいで気に入ったので、色紙を買ってしまった。

それで、色紙を買ってみると御朱印を集めてみたくなって、京都五社めぐりを行っていた。

そもそも四神と言うのは四神相応の地と言う中国風水の考え方で、東西南北それぞれの四神に守られた都市と言う意味である。

その四神とは、北に山を持ち「玄武」(げんぶ)、東に河があり「蒼龍」(そうりゅう)、南に湖沼があり「朱雀」(すざく)、西に大道があり「白虎」(びゃっこ)の四聖獣の事である。

京都は平安京を造る時にこの四神相応の都として考えられてそうで、北の船岡山が玄武、東の鴨川が蒼龍、南の巨椋池(埋め立てられて現在は無し)、西に山陰道が白虎がそうだと言われている。

それで、この五社めぐりなのだが、実は私は前から知っていたが対応とされる神社が納得いかないので、これまでスルーしていたのだった。

この京都五社めぐりでは、

北の玄武が上賀茂神社(賀茂別雷神社)

東の蒼龍が八坂神社

南の朱雀が城南宮

西の白虎が松尾大社

そして都の中央が平安神宮の五社となっているのだが、位置的には合っていても、それぞれの神社と四神との関係が感じられないのである。

まぁ八坂神社は龍と関係が無くもないが、後はあまり関係無いんだよね、それとも私の勉強不足かな?

四神相応と言うよりも、いずれも京都ではスター級の有名神社なんだけどね・・・確か上賀茂神社とか松尾大社は平安京以前からある古社だしね。

まぁ、それはそれとして、やるからには全部の五朱印を集めたいので、始めの平安神宮は色紙を買った時に押して合ったので、それからぼちぼち集めて行った。

ちなみに、始めの色紙が千円で、後の御朱印が300円である。

始めに先週の土曜に北の上賀茂神社、続いて東の八坂神社、日曜日に南の城南宮と北から時計回りに集めて周り、今日が最後の東の松尾大社に行って御朱印を貰って全部集めて満願となった。

満願となった記念に五社の印が書かれた木製の栞ももらえたよ。

五つの神社だけだし、比較的周りやすかったし、割りと楽だったなぁ、一膳にやった通称寺巡りは大変だったからね。

御朱印も全部集まって、色紙もカッコイイし満足だよ。