2010年11月の記事


ドイツ・クリスマスマーケット
今年も、大阪の新梅田シティのスカイビルで開催されているドイツ・クリスマスマーケットに行って来たよ。

もう年末になると行われる恒例の催しで私も毎年楽しみにしているのである。

世界最大級のクリスマスツリーを中心に、ヒュッテと呼ばれる小屋が並んで、ドイツの食べ物や伝統工芸品、それにクリスマスのオーナメントとかいろいろな物が売られるマーケットなのである。

他にもロシアや北欧、それにインドとかの工芸品も売られたりもしている。

中でもクリスマスの本場のドイツのオーナメントや工芸品は手作りの品で日本とはセンスが違うので良いものばかりだよ。

北欧のトロールと言う妖精たちのお店も人気で私のお気に入りだよ。

マスコットのトロールが店先に居て良いですな。

ドイツの温めて飲むグリューワインと言うワインやソーセージ、それにクリスマスのアーモンドやサンタさんのチョコとか素敵だよ。

またドイツのサンタクロースである「聖ニコラウス」もやってきたり、アトラクションやライブイベントもいろいろ用意されている。

115年以上の歴史を持つアンティークであるメリーゴーランドも良いよ。

特に夜になるとツリーに点灯されてイルミネーションがきれいで人気だし素敵だよ。


クリスマスマーケットはクリスマスまで開催されるけど、良い品物とかは早めに買っておかないと他の人に買われて品切れになったりするし、手作りのものとかそれしかなかったりもするし、私は買い物は早めにして、またクリスマスが近づいてから夜にツリーやイルミネーションを楽しみに来る事にしている。
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もみじの天ぷら
今日は朝から大阪の梅田から阪急電車に乗って箕面に紅葉を見に行って来たよ。

箕面と言えば箕面の滝が有名で紅葉の名所でもあるね。

箕面駅で電車を降りてから川沿いに山に歩いていく。

川沿いの紅葉はすっかり真っ赤に色づいてきれいだよ。

紅とか朱色とかオレンジ色とか色とりどりの木々のグラデーションがなんとも言えずに良いですね。

滝まで川沿いに40分くらい歩くのだけど、紅葉を見ながらなので楽しく歩けたよ。

箕面の滝は観光地でもあり、紅葉を見に来る人も多くて早朝から割りと人も多い。

滝の周囲はあまり紅葉はなかったけど、まぁ割と見事な滝ですね。

この付近はお猿がいるのでも有名なんだけど、今日はお猿は見なかったのが残念だよ。

滝も見終わって、ぼちぼち来た道を川沿いに戻っていく。

駅の近くまで来るとお土産屋さんも多いのだけど、箕面で名物と言えば「もみじの天ぷら」である。

これは紅葉の葉を衣をつけて油で揚げたお菓子で、味はカリントウみたいな感じかな。

もともとは、役の行者が箕面で修行して、紅葉の美しさに感じて灯明の油(菜種油)で揚げてもみじの天ぷらを作り、商業場に訪れる旅人に供したのが始まりだそうである。

もみじの天ぷらは箕面の名物として関西では知られていてお土産に買われることも多いが、使われる紅葉は普通の紅葉ではなく食用に適した一行寺紅葉だそうである。

いくつかお店もある中で有名なのが久國紅仙堂で、このお店では専用の山を持ちそこに一行寺紅葉を植えて収穫用ネットで紅葉を受けてきれいな葉だけを収穫するそうだ。

その紅葉の葉を水洗いして一年くらいは塩漬けしてアクを抜き、それを葉に衣をつけて油で揚げ、一昼夜かけて油きりされたものが商品として販売するのだそうである。

私も食べたのは久しぶりだったけど、かりんとうみたいな味でサクサクして美味しいね。

箕面まで出かけて紅葉も満喫して、もみじの天ぷらも食べて満足だったよ。
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並木道とニャンコ
今日は朝から京都の八幡市の背割堤を散策してきたよ。

この背割堤は桜並木で有名で、私も毎年春には桜並木の写真をを撮ってアップしてるのでご記憶の方もおられると思う。

秋になって赤くなった葉が散る様子を見たくて、この時期に歩いてみたくなったのだ。

春の桜満開の光るような美しさと違って、赤い枯葉が舞う並木道も風情があって良いですな。

また、春には見かけなかったけど、この並木道周辺に野良ニャンコが多いこと多いこと。

あちこちにニャンコがいて集まってるね。

私はいつもニャンコのオヤツをバックに入れてるので、集まってるニャンコにあげると美味しそうに食べてたよ。

それから、先まで並木道を散策して楽しんでから、来た道を戻ってくると、先ほどニャンコにオヤツをあげた場所でニャンコが四匹待ってたよ。

私を覚えてるのか、私が近づくと寄って来て足元にまつわりついて離れない。

まだお腹が空いてるのか甘えてるのか、足元にくっついて歩けないよ、可愛いけど少し迷惑。

歩こうとしてニャンコの足を踏みそうになり「ニャ~~ゴ」って叱られたし(笑)


もっと食べ物をあげたいけど、先ほどあげたので終りでもう持ってないのよ。

ごめんね、この次来る時はもっといっぱい食べ物持ってくるからね。

そう言いながらニャンコと何とか離れて帰路についたけど、他にもいっぱいニャンコがいたよ。

これから寒くなるのに大丈夫かな、食べるものあるのかな。

カラスも多いしね、何か心配だけど、何とか元気で生き延びてほしいよ。
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通天橋
京都の東福寺の「通天橋」の紅葉を見に行って来たよ。

東福寺と言えば京都でも屈指の紅葉の名所で、なかでも通天橋の紅葉が有名だね。

普通は東福寺に拝観して紅葉を見るのだけど、この通天橋の紅葉は東福寺の敷地内を通る普通の道路にある「臥雲橋」から拝観しなくても普通に見ることが出来るんだよ。

また、この臥雲橋からの通天橋の紅葉がきれいなんだよね。

でも、それだけに人が多くてこの場所は写真を撮る人で混雑するんだよなぁ。


私が行ったのは早朝の、まだ七時前。

それでも、もう臥雲橋には20名くらいの人が集まっていて、少し混雑状態、これがもっと時間が経つと凄い事になるんですよ。

あちこちポジションを変えながらいろいろと写真を撮れてよかったよ。

今から京都は紅葉の最盛期で一番きれいだけど、また人が一番多くなる時期でもあるんだよね。

お気に入りだった場所も最近は知られてきて人が多くなったし、のんびり紅葉を見れる場所を探さなくちゃだね。
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ハリーポッター&市民狂言会
今日は、毎年恒例の「ひらかた市民狂言 茂山狂言会」の日なんだけど、狂言は午後からで午前中は暇なので、イオン大日に「ハリポッターと死の秘宝PART1」を見に行く事にした。

「ハリポッターと死の秘宝」はハリーポッターシリーズの完結編で、原作も上下二巻のボリュームなので、映画もPART1とPART2の二回に分けて公開されることになったようだ。

映画は原作どおりに重く暗い雰囲気であるが一部省かれてる部分はあるものの割と忠実に映画化されている、このPART1は原作の後編を少し超えたくらいまで描かれていた。

なかなか面白かったし、早く続きのPART2が見たいよ。


映画を見終わると、急いでモノレールの駅に行ってモノレールで門真まで行き、そこで京阪電車に乗り換えて枚方市駅に向かった。

枚方市民会館大ホールでは、毎年のように秋になると「ひらかた市民狂言」として、私が大好きな茂山家の狂言会を開催してるので、私も毎年楽しみにしている。

今日のプログラムは


○お話

茂山正邦


○「二人袴」(ふたりばかま)

婿:茂山逸平
舅:茂山あきら
太郎冠者:井口竜也
兄:茂山千三郎
後見:茂山正邦


弟は婿入りが決まったが恥ずかしがって一人では行けないというので兄が舅の家の前まで付いていく。

兄はいろいろと愚図る弟を宥めすかせて舅との対面に行かせるが、弟は心細いので待っててくれと頼む。

弟(婿)は、ようやく舅の家に入って舅と対面するが、兄が門前で待っている事を知った舅は太郎冠者に呼びに行かせようとするが、婿はそれを制して自分で呼びに行く。

兄も、そうなっては挨拶に向かわなければならないが礼式用の袴は弟のはいている一着しかない。

それで弟の袴を借りて兄は一人で挨拶に向かうが、今度は婿の姿が見えないと言われて、兄が婿を呼びに行き、袴を弟にはかせて中へ入らせる。

すると、再び兄はどうしたと言われて婿は兄を呼びに行き、袴を履き替えて入っていく。

これを何度か繰り返すうちに二人揃って入らなければいけなくなり、一つの袴を兄と婿が取り合ううちに袴が前と後に裂けてしまう、それぞれが前と後だけ付けて入る事にした・・・




○「文荷」(ふみにない)

太郎冠者:茂山あきら
主人:佐々木千吉
次郎冠者:茂山童司
後見:島田洋海


太郎冠者と次郎冠者は、主人から恋文を託って届けに行く。

その道中で、二人はお互いに恋文を相手に持たせようと押し付け合ってしまう。

やがて、文に竹を通して二人で持つ事にしたが、なぜか文が重くなったように感じる。

二人は、能の「恋重荷」の事を思い出し、謳の一節を謳いながら運んでいく。

しかし、文はますます重くなり、これは何が書いてあるのか気になって文を読んでしまう。

文には「恋しくて恋しくて・・・」と恋の言葉が綿々と綴ってある。

こうも小石(恋し)が多いと重いはずだと二人は笑い、奪い合いながら読むうちに文を破ってしまい・・・





○「止動方角」(しどうほうがく)

太郎冠者:茂山七五三
主人:茂山正邦
伯父:茂山千三郎
馬:鈴木実
後見:島田洋海


主人は、茶比べをしたくて、伯父の家から茶や太刀や馬まで必要なものを借りてくるように太郎冠者に命じる。

伯父は快く貸してくれて、その際に馬は後で咳(すわぶき)をすると暴れだすので、「寂蓮童子六万菩薩、しずまり給へ止動方角」と唱えると大人しく鎮まると教えてくれた。

太郎冠者が帰路につくと短気な主人は待ちきれずに途中まで迎えに出て来ていた。

主人が馬に乗り帰路に着くが、帰りが遅いと叱り続けるので、太郎冠者は馬の後で咳をして主人を落馬させる。

太郎冠者は、密かに教えてもらった呪文で馬を鎮めると、再び主人を馬に乗せるが、また太郎冠者を叱り続けるので再び落馬させてしまう。

落馬に懲りた主人に代わり太郎冠者が馬に乗って道を進むが、太郎冠者は人を使うようになった時の稽古だとして、自分が言われたように主人を叱ると・・・




今年の夏の納涼茂山狂言祭では、ブッキングの手違いから大好きな茂山千三郎さんが出演されずにがっかりしたが、今回はたっぷり千三郎さんを見れて満足満足。

これも恒例の、カレンダーを買った人には生でサインしてもらえるので、茂山七五三さんと茂山逸平さんからサインもしっかり貰えたよ。

これで、狂言は来年の春狂言まで見れないのが残念だね。
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渉成園
今日は、風邪の熱があまり下がらないので家でDVDを見て過ごしてるよ。

以前に、京都駅の近くにある「渉成園」(しょうせいえん)と言う庭園に行ってたので遅くなりましたが少し御案内しますね。

渉成園は、東本願寺の飛び地境内地で、東本願寺から5分ほど東に歩いた場所にある。

もともと、この地域は光源氏のモデルとも言われる源融の六条河原院と言う伝承もあるが現在は別の地ではないかとされている。

その地域を三代将軍の徳川家光から寄進され、宣如上人が退院して自らの隠居所として石川丈山らと作庭した。

周囲を枳殻を生垣として植えた事から「枳殻邸」(きこくてい)とも呼ばれている。


この渉成園は、いわゆる池泉回遊式庭園で印月池と言う大きな池を中心に茶室や建物が建てられている。

また庭園の各所にはそれぞれの季節の花や木々が植えられて庭園を彩っているのである。

「傍花閣」(ぼうかかく)は庭園には珍しい楼門作りで、両側から階段を上がった上に部屋を設けてある独特の作りで、なかなか面白い建物である。


また池に架かる「回棹廊」(かいとうろう)と言う木橋も雰囲気のある回廊のような橋で中央部の屋根の天上部には、かつては夜半の来客のために燈籠を吊って火を灯したと言う。

また、印月池の南西部の岸に建てられた「漱枕居」(そうちんきょ)と言う座敷は、池に面して良い雰囲気を持っている。

印月池に架かる「侵雪橋」(しんせつきょう)と言う石橋越しには京都タワーが池に姿を映して素敵だよ。

他にも、「臨池亭」(りんちてい)や「蘆庵」(ろあん)、「縮遠亭」(しゅくえんてい)などなどの建物に、「双梅檐」(そうばいえん)と言う梅園や「紫藤岸」(しとうがん)と言う藤棚、「丹楓渓」(たんぷうけい)と言う楓の渓谷を模した風景とか季節の風景も楽しめるようになっている。

また京都市内でも京都駅から歩いて15分程度の距離にありながら、騒音も聞こえずに風の音と鳥の声の静けさを楽しめるのも良いよね。

まさに京都の真ん中のオアシスのような雰囲気の庭園で、これから紅葉の時期にはいっそう美しいと思うよ。


ちなみに、拝観は一人500円からとなっているが、りっぱな綺麗なパンフレットをいただけるので、すごくお徳だと思うよ。
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風邪引きさん
もともと少し風邪ぽかったんだけど、今週は火曜日に眼科に行ってから一気に風邪が悪化して、熱は38~39度、鼻水は膿のようなので、頭が痛いし・・・

でも仕事は立て込んでて人手もないから休めないしね、がんばって何とか乗り切ったよ。

何かで聞いたけど鼻水のサラサラのはウィルスの疑いがありが膿のようなのは細菌が原因って聞いたけど本当かな?

鼻をかむのに力入れすぎて顎が痛いよ。

この土日は大人しく静養にあてるかな、早く治ってほしいよ。
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白川沿い散策
この前のお休みは、早朝から京都の白川沿いを散策して来たよ。

祇園新町から白川沿いに散策すると早朝からお客さんを待ってるタクシーがいっぱい。

早朝からどんなお客さんを待ってるんでせうね・・・カップルも多いぞ。

まぁ、そんな話はともかく祇園新町付近は風情があっていいですね。

続いて知恩院から三条方面に向かって、白川沿いを歩くと、水鳥がいっぱいいてのんびり泳いでる。

そこで見つけたのが一本橋と呼ばれている細い石橋。

これはドラマや映画とかでも撮影に使われることが多くて、見たことがある人も多いかもしれない。

狭いので、渡るのは少しびびるけど、こう言うのも風情があって良いね。

さらに散策していって立ち寄ったのが明智光秀の首塚と呼ばれている祠である。

伝説では、明智光秀が秀吉に敗れて、坂本を目指して落ち延びる途中、小栗栖で落ち武者狩りの百姓達に竹槍で刺し殺されたが、家臣が光秀の首だけでも捕られないようにと首を落とし、その首を持って落ち延びようとしたところ、夜が明けてしまったので、隠すように土に埋めたのがこの塚だそうである。

その後、付近の人々によって祀られたそうである。

何でも首から上の病気に御利益があるのだそうだ。

光秀ファンの私としては付近を通るたびにお参りに訪れている。


紅葉はまだだけど、白川沿いをのんびり散策して気持ち良かったよ、穏やかな川の流れは心を癒してくれますね。
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鳰の浮巣
京都の和菓子の老舗(天保二年創業)の長久堂の「鳰の浮巣」(におのうきす)を食べたよ。

鳰(にお)と言うのは琵琶湖などに棲む水鳥でカイツブリの古名であり、琵琶湖はこの鳰が多く棲む事から「鳰の海」と呼ばれていたこともある。

この水鳥が折枝や葦、水草などで水上に巣を創るのを「鳰の浮巣」と言うのだそうだ。

その鳰の夫婦が風波に揺れながらも巣でひな鳥を巣立たせる様子をイメージして創られたのが「鳰の浮巣」と言う和菓子である。

和菓子と言うか葛湯なんだけど、お椀に入れて熱湯を注ぎ、かき混ぜると二匹の夫婦の鳰が浮かび上がってくると趣向である。

「葛」と「こし餡」と「抹茶」の三種類の味があって、ほんのりした甘味が優しい口当たりで美味しいよ。

浮かぶ鳰が可愛くて良いですな。

縁起が良いと言う事で、婚礼や出産の内祝いにもご利用される事も多いそうだ。

これから寒くなると、こう言う暖まる甘味もほんわかしますね。
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