2010 11/20 18:17
Category : 日記
今日は、毎年恒例の「ひらかた市民狂言 茂山狂言会」の日なんだけど、狂言は午後からで午前中は暇なので、イオン大日に「ハリポッターと死の秘宝PART1」を見に行く事にした。
「ハリポッターと死の秘宝」はハリーポッターシリーズの完結編で、原作も上下二巻のボリュームなので、映画もPART1とPART2の二回に分けて公開されることになったようだ。
映画は原作どおりに重く暗い雰囲気であるが一部省かれてる部分はあるものの割と忠実に映画化されている、このPART1は原作の後編を少し超えたくらいまで描かれていた。
なかなか面白かったし、早く続きのPART2が見たいよ。
映画を見終わると、急いでモノレールの駅に行ってモノレールで門真まで行き、そこで京阪電車に乗り換えて枚方市駅に向かった。
枚方市民会館大ホールでは、毎年のように秋になると「ひらかた市民狂言」として、私が大好きな茂山家の狂言会を開催してるので、私も毎年楽しみにしている。
今日のプログラムは
○お話
茂山正邦
○「二人袴」(ふたりばかま)
婿:茂山逸平
舅:茂山あきら
太郎冠者:井口竜也
兄:茂山千三郎
後見:茂山正邦
弟は婿入りが決まったが恥ずかしがって一人では行けないというので兄が舅の家の前まで付いていく。
兄はいろいろと愚図る弟を宥めすかせて舅との対面に行かせるが、弟は心細いので待っててくれと頼む。
弟(婿)は、ようやく舅の家に入って舅と対面するが、兄が門前で待っている事を知った舅は太郎冠者に呼びに行かせようとするが、婿はそれを制して自分で呼びに行く。
兄も、そうなっては挨拶に向かわなければならないが礼式用の袴は弟のはいている一着しかない。
それで弟の袴を借りて兄は一人で挨拶に向かうが、今度は婿の姿が見えないと言われて、兄が婿を呼びに行き、袴を弟にはかせて中へ入らせる。
すると、再び兄はどうしたと言われて婿は兄を呼びに行き、袴を履き替えて入っていく。
これを何度か繰り返すうちに二人揃って入らなければいけなくなり、一つの袴を兄と婿が取り合ううちに袴が前と後に裂けてしまう、それぞれが前と後だけ付けて入る事にした・・・
○「文荷」(ふみにない)
太郎冠者:茂山あきら
主人:佐々木千吉
次郎冠者:茂山童司
後見:島田洋海
太郎冠者と次郎冠者は、主人から恋文を託って届けに行く。
その道中で、二人はお互いに恋文を相手に持たせようと押し付け合ってしまう。
やがて、文に竹を通して二人で持つ事にしたが、なぜか文が重くなったように感じる。
二人は、能の「恋重荷」の事を思い出し、謳の一節を謳いながら運んでいく。
しかし、文はますます重くなり、これは何が書いてあるのか気になって文を読んでしまう。
文には「恋しくて恋しくて・・・」と恋の言葉が綿々と綴ってある。
こうも小石(恋し)が多いと重いはずだと二人は笑い、奪い合いながら読むうちに文を破ってしまい・・・
○「止動方角」(しどうほうがく)
太郎冠者:茂山七五三
主人:茂山正邦
伯父:茂山千三郎
馬:鈴木実
後見:島田洋海
主人は、茶比べをしたくて、伯父の家から茶や太刀や馬まで必要なものを借りてくるように太郎冠者に命じる。
伯父は快く貸してくれて、その際に馬は後で咳(すわぶき)をすると暴れだすので、「寂蓮童子六万菩薩、しずまり給へ止動方角」と唱えると大人しく鎮まると教えてくれた。
太郎冠者が帰路につくと短気な主人は待ちきれずに途中まで迎えに出て来ていた。
主人が馬に乗り帰路に着くが、帰りが遅いと叱り続けるので、太郎冠者は馬の後で咳をして主人を落馬させる。
太郎冠者は、密かに教えてもらった呪文で馬を鎮めると、再び主人を馬に乗せるが、また太郎冠者を叱り続けるので再び落馬させてしまう。
落馬に懲りた主人に代わり太郎冠者が馬に乗って道を進むが、太郎冠者は人を使うようになった時の稽古だとして、自分が言われたように主人を叱ると・・・
今年の夏の納涼茂山狂言祭では、ブッキングの手違いから大好きな茂山千三郎さんが出演されずにがっかりしたが、今回はたっぷり千三郎さんを見れて満足満足。
これも恒例の、カレンダーを買った人には生でサインしてもらえるので、茂山七五三さんと茂山逸平さんからサインもしっかり貰えたよ。
これで、狂言は来年の春狂言まで見れないのが残念だね。
「ハリポッターと死の秘宝」はハリーポッターシリーズの完結編で、原作も上下二巻のボリュームなので、映画もPART1とPART2の二回に分けて公開されることになったようだ。
映画は原作どおりに重く暗い雰囲気であるが一部省かれてる部分はあるものの割と忠実に映画化されている、このPART1は原作の後編を少し超えたくらいまで描かれていた。
なかなか面白かったし、早く続きのPART2が見たいよ。
映画を見終わると、急いでモノレールの駅に行ってモノレールで門真まで行き、そこで京阪電車に乗り換えて枚方市駅に向かった。
枚方市民会館大ホールでは、毎年のように秋になると「ひらかた市民狂言」として、私が大好きな茂山家の狂言会を開催してるので、私も毎年楽しみにしている。
今日のプログラムは
○お話
茂山正邦
○「二人袴」(ふたりばかま)
婿:茂山逸平
舅:茂山あきら
太郎冠者:井口竜也
兄:茂山千三郎
後見:茂山正邦
弟は婿入りが決まったが恥ずかしがって一人では行けないというので兄が舅の家の前まで付いていく。
兄はいろいろと愚図る弟を宥めすかせて舅との対面に行かせるが、弟は心細いので待っててくれと頼む。
弟(婿)は、ようやく舅の家に入って舅と対面するが、兄が門前で待っている事を知った舅は太郎冠者に呼びに行かせようとするが、婿はそれを制して自分で呼びに行く。
兄も、そうなっては挨拶に向かわなければならないが礼式用の袴は弟のはいている一着しかない。
それで弟の袴を借りて兄は一人で挨拶に向かうが、今度は婿の姿が見えないと言われて、兄が婿を呼びに行き、袴を弟にはかせて中へ入らせる。
すると、再び兄はどうしたと言われて婿は兄を呼びに行き、袴を履き替えて入っていく。
これを何度か繰り返すうちに二人揃って入らなければいけなくなり、一つの袴を兄と婿が取り合ううちに袴が前と後に裂けてしまう、それぞれが前と後だけ付けて入る事にした・・・
○「文荷」(ふみにない)
太郎冠者:茂山あきら
主人:佐々木千吉
次郎冠者:茂山童司
後見:島田洋海
太郎冠者と次郎冠者は、主人から恋文を託って届けに行く。
その道中で、二人はお互いに恋文を相手に持たせようと押し付け合ってしまう。
やがて、文に竹を通して二人で持つ事にしたが、なぜか文が重くなったように感じる。
二人は、能の「恋重荷」の事を思い出し、謳の一節を謳いながら運んでいく。
しかし、文はますます重くなり、これは何が書いてあるのか気になって文を読んでしまう。
文には「恋しくて恋しくて・・・」と恋の言葉が綿々と綴ってある。
こうも小石(恋し)が多いと重いはずだと二人は笑い、奪い合いながら読むうちに文を破ってしまい・・・
○「止動方角」(しどうほうがく)
太郎冠者:茂山七五三
主人:茂山正邦
伯父:茂山千三郎
馬:鈴木実
後見:島田洋海
主人は、茶比べをしたくて、伯父の家から茶や太刀や馬まで必要なものを借りてくるように太郎冠者に命じる。
伯父は快く貸してくれて、その際に馬は後で咳(すわぶき)をすると暴れだすので、「寂蓮童子六万菩薩、しずまり給へ止動方角」と唱えると大人しく鎮まると教えてくれた。
太郎冠者が帰路につくと短気な主人は待ちきれずに途中まで迎えに出て来ていた。
主人が馬に乗り帰路に着くが、帰りが遅いと叱り続けるので、太郎冠者は馬の後で咳をして主人を落馬させる。
太郎冠者は、密かに教えてもらった呪文で馬を鎮めると、再び主人を馬に乗せるが、また太郎冠者を叱り続けるので再び落馬させてしまう。
落馬に懲りた主人に代わり太郎冠者が馬に乗って道を進むが、太郎冠者は人を使うようになった時の稽古だとして、自分が言われたように主人を叱ると・・・
今年の夏の納涼茂山狂言祭では、ブッキングの手違いから大好きな茂山千三郎さんが出演されずにがっかりしたが、今回はたっぷり千三郎さんを見れて満足満足。
これも恒例の、カレンダーを買った人には生でサインしてもらえるので、茂山七五三さんと茂山逸平さんからサインもしっかり貰えたよ。
これで、狂言は来年の春狂言まで見れないのが残念だね。