もみじの天ぷら
今日は朝から大阪の梅田から阪急電車に乗って箕面に紅葉を見に行って来たよ。

箕面と言えば箕面の滝が有名で紅葉の名所でもあるね。

箕面駅で電車を降りてから川沿いに山に歩いていく。

川沿いの紅葉はすっかり真っ赤に色づいてきれいだよ。

紅とか朱色とかオレンジ色とか色とりどりの木々のグラデーションがなんとも言えずに良いですね。

滝まで川沿いに40分くらい歩くのだけど、紅葉を見ながらなので楽しく歩けたよ。

箕面の滝は観光地でもあり、紅葉を見に来る人も多くて早朝から割りと人も多い。

滝の周囲はあまり紅葉はなかったけど、まぁ割と見事な滝ですね。

この付近はお猿がいるのでも有名なんだけど、今日はお猿は見なかったのが残念だよ。

滝も見終わって、ぼちぼち来た道を川沿いに戻っていく。

駅の近くまで来るとお土産屋さんも多いのだけど、箕面で名物と言えば「もみじの天ぷら」である。

これは紅葉の葉を衣をつけて油で揚げたお菓子で、味はカリントウみたいな感じかな。

もともとは、役の行者が箕面で修行して、紅葉の美しさに感じて灯明の油(菜種油)で揚げてもみじの天ぷらを作り、商業場に訪れる旅人に供したのが始まりだそうである。

もみじの天ぷらは箕面の名物として関西では知られていてお土産に買われることも多いが、使われる紅葉は普通の紅葉ではなく食用に適した一行寺紅葉だそうである。

いくつかお店もある中で有名なのが久國紅仙堂で、このお店では専用の山を持ちそこに一行寺紅葉を植えて収穫用ネットで紅葉を受けてきれいな葉だけを収穫するそうだ。

その紅葉の葉を水洗いして一年くらいは塩漬けしてアクを抜き、それを葉に衣をつけて油で揚げ、一昼夜かけて油きりされたものが商品として販売するのだそうである。

私も食べたのは久しぶりだったけど、かりんとうみたいな味でサクサクして美味しいね。

箕面まで出かけて紅葉も満喫して、もみじの天ぷらも食べて満足だったよ。