萬福寺
この週末は金曜日の一時帰休も合わせて四連休だった私。

何か京都に行き続けになってしまった。


○18日(木)

会社が終わってから電車で京都に入り、夜の東山花灯路を見に行く。


○19日(金)

朝から京阪で出町柳まで行き、叡山電鉄で三宅八幡駅まで行き、それから崇導神社と小野神社それに小野毛人の墓を見に行き、それから三宅八幡宮に行く。

それから京都市内に戻ると新京極をぶらぶらして帰る。


○20日(土)

京阪電車の宇治線で黄檗まで行き、萬福寺に拝観に行った。


○21日(日)

この日は東寺の弘法さんの日なので、初めから行くつもりだったが、甥っ子が府立医大に合格したと連絡があったので弘法さんで買い物をした後で実家により合格祝いを預けておいた。


○22日(月)

今日は何もなくて家でのんびりの予定。


そういう風に過ごしたが、特に書きたいのが20日に行った萬福寺だ。

今まで宇治へは何度も行っているのだが萬福寺に行くのは初めて。

萬福寺と言えば隠元禅師で有名だね、境内は広くて見て周るところも多い。

そして、天王展に祭られている弥勒菩薩坐像こと布袋さんの仏像を見に行く。

布袋さんは七福神でも知られているが、弥勒菩薩の化身とも考えられてて、弥勒菩薩座像と言うことになってるみたい。

この布袋さんも有名だけれども、うちの爺さんに似ていて親近感がわくね。

それから、斎堂の前にあったのが、これも有名な魚の形をした開梆(かいぱん)だ。

これは三代目のだそうだが、お腹を叩いて時刻を知らせる時報代わりに使われるそうで、木魚の原型とも言われている。


それから、どうしても見たかったのが大雄宝殿の十八羅漢像の中の羅怙羅(らごら)尊者の像。

胸を両手で切り開いて、中から仏様が顔を出してると言う、考えたらホラーのような変わった仏像である。

羅喉羅尊者は釈迦の息子であり、釈迦から「おまえは本当の仏性、仏心はあるのか」と問われ、自分の胸をグィーンと開いて「あります」と答えたと言うエピソードがあり、生き物すべての心の中には仏性があることを表したものだそうだ。


他にも、いろいろと重要な文化財や仏像とかあって見ごたえがあったよ、また機会があれば行ってみたいね。