コルテオ
今日は大阪の中ノ島へ「コルテオ」を見に行ってきた。

朝の天気予報では雨だったんだけどすごい快晴で暑かったよ。

コルテオは、国際的なサーカスと言うか人気パフォーマンス集団の「シルクド・ソレイユ」の今年の日本公演の演目である。

シルクド・ソレイユの公演は隔年で日本でも行われていて、私も毎回見に行っている。

大阪ではこれまで南港の特設テントで公演されていたのだが、一昨年の「ドラリオン」の会場が駅から凄く遠くてうんざりしてもう行きたくないと思ってたのだけど、今年は中ノ島の駅の近くになって行きやすくなったので、今回も見に行くことにした。

シルクド・ソレイユの公演はストーリー性のあるファンタジックな世界観が独特な雰囲気を持ち、そのなかでいろいろな曲芸やパフォーマンスが行われるのが人気の秘密でもある。

タイトルの「コルテオ」とはイタリア語で「行列」を意味するそうである。

「コルテオ」の主人公のドリーマー・クラウンは、自らの人生の終末を迎えて、自らの人生を回顧するひとりのクラウンで、彼が思い浮かべる「祝祭のパレード」の、夢とも現実ともつかない不思議な風景が、天と地の間に存在するミステリアスな空間を舞台に展開していくと言う設定である。

それは楽しく陽気でありながらも、どこか儚く哀愁漂うファンタジックな世界で天使や妖精たちが登場する世界観である。

これまでの特設ドームと違い、今回は円形のドームの中心から左右に分けるように舞台があり、センターの舞台は円形の回り舞台になっていて、これまでよりもずいぶんと見やすくなっている気がした。

天使や妖精など不思議で幻想的なキャラに扮したパフォーマー達がトランポリンや空中ブランコ、宙吊りになっての空中パフォーマンスやジャグリングなど様々なパフォーマンスで楽しませてくれる。

今回は特に大と小を意識してるのか、ものすごく背が高い大きな人達や幼稚園児くらいの身長の方とか登場してパフォーマンスを見せてくれたり、盛り上げてくれたりしていて楽しかった。

ベットにトロンポリンを仕込んでのジャンピングも楽しかったし、幼稚園児くらいの体型の女性の身体に大きな風船を付けて場内をふわふわ浮かぶ「ヘリウム・ダンス」とかすごく面白かったよ。

また、上に張られたロープに逆さ向けに綱渡りするパフォーマンスとかほんとに凄くて「うそ~」って目がテンになりながら見ていたよ。

シルクド・ソレイユの公演では、私の中では「サルティンバンコ」が一番好きだったけど、今回のコルテオも神秘的でファンタジックな世界がすごく良かって楽しかった。