sakura1205's diary

今年の夏程、猛暑続きが多い日があっただろうか。
７月２日から２７日迄雨が降らない。

夕暮れ時に涼しい風が吹いていたので
散歩に出かけて来た。

ワンちゃんの散歩に歩く人が割と目立つ。
私も犬が欲しいなと思いながら会釈をする。

今日は珍しく夕刻から曇りとなり、
暗雲立ち込めて雨がふりそうな予感がした。

富士山の廻りを白い雲が黙々と山の廻りを
覆い、やがて富士山は雲に隠れてしまう。

珍しく遠雷の音を聞く。
雷が鳴ってもいいから雨降りになればと期待した。

今日こそ雨降りになると雨戸を閉めてきたものの、
忽ち空が明るくなり遠雷の音も聞こえなくなる。

北海道に二週間位行く！そう言っていた
主人は、行かない！と嘘をついた事になる。

私は形振り構わなくなり、お化粧もしない。
化粧水、日焼け止めのみ付け、三か月も美容室にも
行かず、髪は伸び放題で癖毛の為ぼさぼさである。

食材の買物に行く時も、外出用に着替えていたが、
ショートパンツに半袖の恰好のまま出かけて行く。

お洒落をしようとは思わず、恥ずかしさもない。
こうなったら女も終わりだと思いながら外出した。

蜜柑に白いぼつぼつが出来て出荷出来ない、
金柑の花は白いのに茶色になってボロボロ落ちていく。

温暖化になり良い事はない。植物がどんどん枯れ、
果実もとても食べられない。大雨が降れば大変だが、

全く降らないのも困ったもの。
八月も続く猛暑に耐えていけるでしょうか。

二人で車を降りると炎天下のなか熱風が吹いていた。
何時もの風は真夏でも涼しいのに、何故熱風なのか。

山にぶつかった風がフェーン現象になったらしい。
フェーンは風下で吹く高温の風、その周りで気温が上がるのは
フェーン現象と言うらしい。

息を吐けば熱い空気になり、辺りが重苦しい。
３９℃越え、こんな事は昭和４０年後初めてらしい。

外出先でどうなってしまうのだろうと不安になった。
早く動け！元気のいい主人は気にならないで居る。

横着者の私はリフォームをするのも嫌になり、
自販機で冷麦茶を飲んで座っていた。

勿論、彼の好物林檎ジュースも差し入れした。
首に巻いたアイシーネックは氷が解けて水になって
何時間も持たない。

この猛暑は暫く続きそうなので帰りに夏用服を
購入して帰宅した。目的は父の日にプレゼントを
あげなかったので彼のパジャマを買う為であった。

自然には勝てないから冷たい物を飲んだり、
暑い時に温かいお茶やコーヒーを飲むのも身体に良い。
あれから４日経った今日も４０℃と猛暑日になる。

二～三日経てば梅雨が戻り、此れほどの暑さには
ならないから、其れ迄の我慢と自分に言い聞かせている。

雨降りになれば蛙が賑やかに鳴きはじめるでしょう。
西の空　静かに暮れて　彼の里　河鹿鳴く夜は
遠き日の夢。sakura