2016 08/11 21:03
Category : 日記
昨日の朝の事、水をまいても木の葉が萎れてきた。
棚田の土が地割れして水を欲しがっている。
田圃に行けば60センチ位の蛇が、
小川にいたので喉が渇いたのかしら。
蛇が苦手な私は急いで我が家に来れば、
蝉の死骸が沢山樹木の下に落ちていた。
今年も土に埋めてあげる。一緒懸命に
生きたわね。ゆっくり眠りなさい。
夕方、主人とお墓のお掃除をしてお花やお線香を
上げて、成仏して下さいと三人に話した。
湧水をバケツで運び、石塔を綺麗に磨き、
二人で飲んでいた湯飲み茶わんにお水を入れる。
その頃、夕日が沈む頃になり日が伸びた事を知る。
お爺ちゃん、涼しくなったでしょう?語りかけた。
すると「冷たい湧水が美味しいよ。」笑顔でお返事が返ってくる。
お爺ちゃん、奥様と喧嘩をしては駄目よ。
お婆ちゃんと三人で天国で仲良くすごしてね。
才色兼備の奥様でも嫁と姑の関係は難しい。
私でさえ義父母の介護をしていた時、
隠れて泣いた時も有った気の強い姑さんだった。
今では優しい神様になったでしょう。
そんな光景を松林でみんみん蝉が聞いていた。
明けて今日は、新祝日「山の日」とのこと。
お仏壇の前に盆棚を組み立てお供物等をあげる。
明日は幼いお孫ちゃんが二人と両親やお婿さんの
ご両親がいらっしゃると言うのに主人は無断外出。
居場所は判って居ても無視すれば喧嘩にならない。
彼は口うるさい用心棒、彼の心の中に私は存在しない。
日中、親友に茄子を頂きお漬物や茄子焼きにした。
午後6時過ぎ「只今~。」彼が帰宅した。
朝の膳 紺のしたたる 茄子の色。 sakura