お墓参り~山の日




昨日の朝の事、水をまいても木の葉が萎れてきた。
棚田の土が地割れして水を欲しがっている。

田圃に行けば60センチ位の蛇が、
小川にいたので喉が渇いたのかしら。

蛇が苦手な私は急いで我が家に来れば、
蝉の死骸が沢山樹木の下に落ちていた。

今年も土に埋めてあげる。一緒懸命に
生きたわね。ゆっくり眠りなさい。

夕方、主人とお墓のお掃除をしてお花やお線香を
上げて、成仏して下さいと三人に話した。

湧水をバケツで運び、石塔を綺麗に磨き、
二人で飲んでいた湯飲み茶わんにお水を入れる。

その頃、夕日が沈む頃になり日が伸びた事を知る。
お爺ちゃん、涼しくなったでしょう?語りかけた。

すると「冷たい湧水が美味しいよ。」笑顔でお返事が返ってくる。
お爺ちゃん、奥様と喧嘩をしては駄目よ。

お婆ちゃんと三人で天国で仲良くすごしてね。
才色兼備の奥様でも嫁と姑の関係は難しい。

私でさえ義父母の介護をしていた時、
隠れて泣いた時も有った気の強い姑さんだった。

今では優しい神様になったでしょう。
そんな光景を松林でみんみん蝉が聞いていた。

明けて今日は、新祝日「山の日」とのこと。
お仏壇の前に盆棚を組み立てお供物等をあげる。

明日は幼いお孫ちゃんが二人と両親やお婿さんの
ご両親がいらっしゃると言うのに主人は無断外出。

居場所は判って居ても無視すれば喧嘩にならない。
彼は口うるさい用心棒、彼の心の中に私は存在しない。

日中、親友に茄子を頂きお漬物や茄子焼きにした。
午後6時過ぎ「只今~。」彼が帰宅した。

朝の膳 紺のしたたる 茄子の色。 sakura

編集 sakura1205 : 今日は5か月の赤ちゃんを抱いたり、2才の子を持ちあげて手洗いさせたり、子守りで疲れちゃった。慣れないから。
編集 yuma : お婿さんのご両親まで来られるんですね。気をつかいそう。sakuraちゃん大変ね