2014 09/04 19:05
Category : 日記
今朝5時半に起床した時、東の空が茜色に染まる光景を見て、
夜が長くなったと思いながら台所に立っていた。
窓を開ければすーっと冷やかな風が吹き、
樹木の葉がかさかさ揺れる朝だった。
あれから9日が経過したのに抜糸は来週と聞き、
がっかりして買物を済ませて帰宅した。
亭主元気で留守がいいと良く聞く言葉どうり、
主人は再び無断旅行に行き既に3日になる。
一週間分位の旅行鞄、髭剃り、ビデオカメラ、デジカメ、携帯等がない。
私の目を避けて出かける元気が有るなら大丈夫でしょう。
こんな主人を憎い等と思う気持ちにもなれず、
今迄、頑張ったのだから楽しい旅行をして来て欲しい。
私は、一人暮らしを有効に使い楽しく生活するから平気よ。
もう3日目となれば一人暮らしに慣れてしまった。
主人への愛は無くても心のどこかで一家の主として尊敬をし、
大病をせずに長生きをして貰いたいと時々思う。
昔の彼なら愛があったから妬いて喧嘩をしたけれど、
今は妬く気持ちなんて全くない。
やっぱり私は悪妻なんだわ。
長年の彼の言動に影響され私も変わってしまった。
夜になっても蝉達は全く鳴き声も聞こえず、
気が付けば裏庭の樹木から虫の音が聞こえ始めた。
日中は久しぶりに晴れて夏の名残が有っても、
朝晩は秋なんだわ。
もう少し経てば虫の音の合唱が聞こえるほど賑やかに鳴く。
そういえば昨日より今日の方が虫の音が途切れる事がない。
雑木林を通るとコオロギか、松虫か涼しそうな声で鳴き、
今秋はススキが早く出ているらしい。
雑木林の入り口で様々な写真を撮って帰る頃は、
辺りが曇り空と化し天候が崩れる予感がしていた。