2014 08/30 18:34
Category : 日記
夏の暑さの陰りが見え始まる八月下旬。
気温も下がり曇り空に時々小雨が降れば涼しさが増す。
我が家の池の中も、金魚、鮒、ドジョウ、メダカ、
主人が数日前に川で釣った鰻の稚魚三匹等と賑やかになった。
近所の川で鰻が釣れたのは初めての事で、
海から川に上ってきた所を網にかかったので運がいい。
金魚と鮒は仲が良いらしく一緒に並んで泳ぎ、
ドジョウは浮き草や石の下に隠れて滅多に出てこない。
オフォーツク海高気圧から流れる湿った空気で太平洋側は涼しく、
今迄の暑さが嘘のように秋めいてきた。
青い稲穂が黄色く色づき頭を垂れた光景を見れば
発育の速さに驚いて目を見張るばかり。
外出は禁止されていたが、今日から余り長い距離でなければ
八百屋さんの店内を歩いたりする位はよいとの事。
店頭に並ぶ果実やお野菜を見ても少し秋を感じる。
サトウハチロー作詞「小さい秋見つけた」
ちょっぴり寂しい感じがして②等は暗い感じを受ける。
♪誰かさんが誰かさんが誰かさんが見つけた、
小さい秋小さい秋小さい秋見つけた、
目隠し鬼さん手のなる方へ、すましたお耳に微かにしみた、
呼んでる口笛もずの声、小さい秋小さい秋小さい秋見つけた。
私は、林道に赤い秋桜が咲いていた光景を見て、
少し秋が近づいた事を知る。
小手術をした直後、身体の力が抜けた感じがして、
2~3日は室内を歩いていたが少しずつ歩く距離を延ばす。
今日の消毒では切り傷から出血はなく「綺麗だね。」
若いイケメン医師は一言いうより速く次の患者を診察していた。
私は時が早く過ぎ去って欲しいと指折り数えて抜糸の9月5日を待つ。
足指の手術位で恐くて3ヶ月も迷うなら内臓の手術等できない。
これからは、普通の人と同じようにお洒落な靴も履けて、
足を引きずらずに早く歩ける事が嬉しい。
3ヶ月間、痛い足を引きずって歩いていた、
私は小手術さえも決断できない自分の心の弱さを悔いた。
心地よい夕暮れの涼風が吹き、
池の水の音が川のせせらぎの音に聞こえる。