2014年04月の記事
2014 04/29 21:18
Category : 日記
沖縄は27℃の暑い日が続いた後
21℃と急に気温が下がり雨ふりの涼しい日に変わる。
気圧の谷の影響で4月としては気温の低い日が2日続いた。
その後、晴れて夏日となり沖縄らしい天候になる。
大型連休は晴れの日が多くなり本土へ帰る為、
旅行ケースを持ち歩く私には嬉しい。
主人の体調が悪く、残念な事に先生にお会いできなかった。
7ヶ月暮らして旅行も行かず、外食もせず質素な生活をし、
もう故郷に帰らなければならない。
沖縄生活は孤独な面があっても気楽な面もあった。
それでも私は沖縄が好きだからずっと住んで居たいし、
近所の人にも再び会う事を約束し、お別れの挨拶を済ませた。
夏日の沖縄から静岡は18度前後の大雨予報。
沖縄で着用している洋服で帰れば肌寒いかも知れない。
電車やバスを乗り換えて我が家に帰宅する頃は辺りが暗い。
昨年と同じような事件が起こらないように念には念を入れた。
昨年6月3日に我が家に帰宅した時はドアーの鍵が開き、
警察の人に来て貰った。
あのような事が起こらぬように色々と工夫をし、
空き巣が入れない対策をとってある。
昔から飛行機には乗らないと社員旅行も行かずに我慢して、
もう8回目の搭乗になり、少しは慣れるはず。
バス、電車、バスの乗り換えがなければ楽なのに、
背中にバッグ、左手に衣装ケースを転がして歩くのも、
長時間になれば疲れも出てくる。
生憎、内地は大雨が降る予報で最寄の駅に着く前に濡れると思う。
今日の沖縄は素足で居てもそよ風が吹き心地よい。
我が家の庭のさくらんぼも、たわゝに実っている頃。
さくらんぼ 恋しき人の 紅円 sakura.
2014 04/15 21:28
Category : 日記
沖縄は4月から「清明祭」が始まり方言ではシーミーと言い、
お墓で行う伝統行事としては一番大きなお祭りである。
伊江島では第19回伊江島百合祭りが始まる。
4月19日から5月6日迄の大型連休中に開催され、
今年は伊江島迄は行けない為、○○公園の百合祭りを見て来た。
百合の花は遠くに居ても香りが風に舞ってくる。
どんな花にも色々な香りが有るのに、
沖縄の花は菊もバラも香りが判らないほど弱い。
うらうらと春爛漫の時節に本土の桜も散り始め、
さらさら流れる川に舞い降りて花筏となり消えていく。
仄かな香りが漂う桜よさくら、なんと命が儚いの。
空いっぱいに咲き誇っていたのに散ってしまい寂しい。
桜の花のように人の命も儚くて
元気な人があっと言う間にこの世を去っていく。
春は四季のなかで一番好きな時節なのに、
物思いにふけり溜息が出てしまう。
主人は保険に加入していても私は加入していない為、
「お前も保険に入ってくれ!」過去に何度も言われてきた。
彼の心の中が判っているので
私はわざと保険には加入していない。
冬物を片づけたいけれど荷造りはまだ早い。
5日も有れば荷造りや部屋の片づけ、大掃除は間に合う。
この頃は外出しても日差しがじりじりと照り付け、
暑さで初夏がきたような錯覚を起こす。
静岡に行けば再び大掃除が待っているし、
青いサクランボの実が黄色く色づく頃。
自然がいっぱいの故郷に帰れば何が待ち受けているのか、
でも明るい気持ちで帰りたい。
今度、沖縄に来る時は本格的に引っ越しする予定でいる。
2014 04/09 21:54
Category : 日記
しらじらと辺りが明るくなる夜明け前、
風邪をひいていたためか疲れる夢をみていた。
いつもなら夢など滅多にみないのに。
はっと気づけば夜が明けていた。
午後から音もなく春の雨が降り出す。
雨は青葉や花々にぽつぽつ落ち水晶みたい。
親戚にお祝い事ができ本土迄行けない私はせめて、
お祝いの気持ちだけでもと郵便局から書留を送ったのは5日前。
初めて行く郵便局で人に聞きながら歩いた時は、
微熱が続いていた事もあり、距離が長く感じた。
少し手抜きをしながらも炊事、洗濯、簡単なお掃除は
続けていた。
今は微熱も下がり咳が出る程度に楽になったが、
内科には一度も行かなかった。
体調が悪い時でも二週間に一度の整形の肩の注射には
距離的に遠くても時間をかけて通っていた。
身体が本調子になったら静岡から沖縄に引っ越した
先生に会っていきたい。
長い間、尊敬していた先生に一度お会いし、
沖縄生活の色々な事を教えて頂きたかった。
その反面お邪魔をしたら失礼になるという気持ちが
過去に何度も私の足を止めていた。
春の雨はしとしと優しく降っているけれど、
人の世は耐えなければならない事が多い。
故郷に帰った後、北海道に行かないで!
頼んでも主人さえも私の願いを聞いてはくれない。
主人と一緒に北海道に行く人が居る事は知っている、
ただ、その人の名も顔も見たことはない。
私は、彼とその女性に何の関心もなく、
アパート入居者の人達、お盆の供養、近所のお付き合い、
そんな事が脳裏をよぎる。
2014 04/03 20:50
Category : 日記
桜の花が咲き誇り万物が若返り清々しい時節。
南の地方では越冬つばめが渡ってくる頃。
せっかく晴れたのに小雨がしとしと降り続く。
天も地も清々しく明るい季節で花冷えのする肌寒い日もある。
人々は外に出てお花見に集い、お酒を飲み交わして賑やかに楽しむ。
厳しい冬を乗り越え1年待った桜を見て微笑む顔と顔。
さくらんぼの花びらは部屋の窓から舞い降りてくるけれど
庭に桜の木が1本でも有ればいいと何時も思う。
桜の花びらが風に吹かれて畳の上にひらひら舞い落ちる光景、
そんな家に住めたら風情が有って良いでしょう。
歯痛を我慢している主人は少しでも硬い食事を出せば怒り、
静岡の歯科に行きたくて早く帰りたいらしい。
一夏、北海道に行く為には早く歯科の治療をしたい気持ちは分かる。
行く先も私には教えないから急用ができた時には困ってしまう。
相変わらず自由奔放な性格は直らない。
彼は、東京の大学に通う為に下宿していた時も仕送りをして貰い、
義父が勉強だけをさせ、我儘放題に育った人である。
義父が入院し私が病院へ介護に通っていた時も、
「息子は何課の○長になったか?」息子の出世を願っていた。
そんな親の心配など裏腹に彼は出世を望まず、
私生活は結婚後も休暇を取り旅行等に行き遊んでいた。
未だ行っていない国があるから行きたいと言う。
どうぞ好きなようにどこの国でも行ってくださいと、
自由にして貰っている。
心の中では貯金して家を建てゝ貰いたいと思っているのに、
自分の思う通りにならない人だから諦めている。
静岡は、四月になれば春爛漫の時節を迎えている。
私の見た桜名所だけでも数か所あり、
今、私は見えない桜を頭のなかに描いている。