2014 03/07 21:07
Category : 日記
2月1日から23日まで東村で32回つつじ祭りが始まり、
やんばる(沖縄県北部)の春を彩るイベントとして県民の間で定着している。
「村民の森つつじ園」では、約5万本のつつじが美しい。
隣接する「つつじエコパーク」にはバンガローがあり宿泊もできる。
うっそうと茂る小高い山道を行けば名も知らぬ小花が風に揺れ、
その先には数えきれない程の美しいつつじが咲いていた。
2年前、自然がいっぱいのつつじ咲く山でお弁当を食べ、
澄んだ空気を吸って喜んでいた。
そして6日は二十四節気の一つ啓蟄、冬眠していた虫達が動き出す時期。
日本人が「さぁ働くぞ。」意気込み始める日ともいう。
文字通り地中で冬ごもりしていた虫が春の到来を感じ、
草木が芽吹くと同時に地上へ這い出してくる頃。
しかし、京都府北部も未明から雪が降り始め、山々は雪化粧になった。
毎年、福知山市三段池で行う松のこも外しは10日に延期されたらしい。
真冬並みの寒さでは虫も這い出てこられない。
北海道や東北の日本海側では暴風警報が出て強風が吹いているとの事。
3月なのに12月から2月の寒気に匹敵する最強レベルの寒波らしい。
等圧線が非常に込み合っている事が厳しい寒さを物語っている。
この厳寒が長期滞在するとの予報を聞いて、
春が少し遠のいた感じがする。
昨年、北海道で奥様を亡くした男性が9才の一人娘を守る為、
子供が呼吸できる空洞を作り薄着のままで猛吹雪のなかを、
10時間も子供に覆いかぶさり助けて、亡くなった父親の話を思い出す。
命尽きるまで子供を必死で守ろうとする父親の心境を思えば
悲しくて胸が詰まり涙が。。。
お仕事をしながら家事も子育てもする位の真面目な人、
この父親は子供にいっぱいの愛情をもって育てゝいたと思う。
どの親も子供が思うよりもずっと子供を思い、
深い愛情をもっている事が判るような気がする。