2011 08/20 17:26
Category : 日記
photo by sakura1205 from
小さな池の小さな魚達も人間と同じように
頑張っているのだろうか。
少なくとも、生きる為に必死で池の中で暮らしているのは判る。
油断をすれば他の魚達に食べられてしまう事は確か。
食うか食われるかの水中で危険を感じれば凄い勢いで逃げ、
弱い魚達も精いっぱい生きているように思えた。
猛暑続きの一昨日から、前線が本州の南岸に停滞し、
寒気を伴った気圧の谷が進んでいるので涼しい風が吹いている。
急に10度も気温が下がれば冷たい物ばかり飲食していた私も、
余り冷たすぎる物は要らないほど涼しい。
近所で作業していた農家の人と顔が合い、「この作業は何ですか?」
挨拶した後聞いてみれば「雀がお米を食べないようにしているのよ。」
満面の笑みを浮かべて答えてくれた時、
私も思わず「そうですか。」笑顔で10分位の会話をして家に戻った。
この時、笑顔で話す人に出会うと私も出来るだけ笑顔で居なければと、
自分に言い聞かせた。
頭を垂れた稲穂は、青臭い匂いがして夕風にざわざわ揺れ、
真夏の格好をしていればすーっと秋めいた風が背中を通り抜けていく。
残暑はしばらく続いても、蒼い山々の向こうには秋が待っている。
季節の移り変わりが早く、自然に季節を教えられていると思う。