冬座敷 
強風波浪注意報が出ていた風の冷たい日になった。
外出すれば、びゅーっと風が怒っているように。。。

風も怒る時があるのかな。
臆病な私は、一瞬、身体がぶるぶるっと震えた。

こんな寒い日は、暑かった夏の日を思い出し、
「あー暑い、暑くてもう嫌になっちゃう。」等と
言っていた。

あの暑さに比べれば、
冬は暖かい恰好をして身体を動かせば良いと思ったら、
どうだろう。

でも、無理かもしれない。
只、夏の暑さが厳しくなった時、熱中症になった人が居たように、
冬の始め頃は、体感温度が凄く寒く感じる。

「なり始め」は、身体が慣れていない。
北海道に住んでいる人達は、寒さに慣れている為、
厳しい冬を乗り越えられるのかも知れない。

11月にパワーの有る親友が北海道へ旅行に行き、
「寒くて早く帰りたかった。」風邪をひいて帰って来た。

温暖な場所に住み慣れているから、
北国の気温についていけないのだと、ふと思った。

用事が有って公民館に行ったら、和室の座敷が寒々として、
人が集まれば少しは暖かい感じがする。
人のぬくもりって暖かい。