汽笛
昨日の朝、風にのって大きな船の汽笛の音、そして
漁師さんの汽笛の音が、枕元まで聞こえる、とても風の強い朝だった。

太陽の日差しが反射して富士山は雲と同じ色になり、
全体が真っ白に光っていた。

まるで氷山のように冷たい感じがして、
この寒さで一気に雪も山頂から中腹まで積もったと思う。

今年の霜月は平年より気温が高いと聞いたけれど、
この頃は気温がぐんと低くなり師走の上旬位の気温が続く。

秋桜は枯れてしまい、椿や山茶花の蕾が顔を出しはじめた。
暦では立冬だから寒くなるのは当然のこと。

昼前に親友がお餅をついたので、遠慮なく頂いて
昼食に食したらとっても美味しかった。

海沿いを通って来たら海釣りをしている人の多さに驚く。
釣り好きな人は寒い事等は気にしない。

今朝も昨日と同じように気温の低い朝を迎え、
深夜未明から静かに雨が降っている。

6時から7時の間、公民館に不燃物を出す為に主人が紙類を、
私はビン、缶類を歩いて出して来た。

温暖と聞きはしたれど寒き晩秋、
雨粒の付いた柚子に近寄れば、ほのかな香りに顔がほころぶ。