夕月夜
遅い秋がきて最近本降りの雨が降ったおかげで
家の周りの樹木や草花が生き生きとしてきた。

血潮紅葉も真っ青な葉から二ひら三ひら真っ赤な紅葉に
色が変わりはじめ、10月頃には真っ赤な紅葉になる。

玄関先も裏庭に行く道も草が伸びても「蚊にさされるから。」と
誰も草取りをする人が居ない為、2時間位草取りをしていた。

今朝も遊びに行く主人に、「昼食はどうするの?」一言だけ聞けば、
「昼は帰らない。」毎日のように勝手な行動をする彼に本音を言った。

「外で何をしているか判らないなんて、こんな家庭はない!
家庭ってね、こんなものじゃないのよ!どうぞご勝手に。」

2時間後の午前11時に親友のお宅に行こうとすると、
「××居るのか?」私の言葉が気になったのか、彼が帰って来た。

親友との約束が有るので私は、炎天下のなかを用事が有って行き、
1時間で自宅に戻れば主人は昼食も何も食べていない。

結局、冷蔵庫に有る残り物を味を変えて料理し昼食とする。
手作り池のホテイ草が多すぎるため、
彼にホテイ草の手入れをして貰い、池が奇麗になった。

稲刈の終わった水田や水辺に、白鷺、雀、カモメ達が餌を求めて、
賑やかに声を出し喜ぶ光景を見れば、とても可愛い。

自然がいっぱい有る所には鳥達が集まり、色々な発見が有る。
日中は蒸し暑く、朝、夕は本当に涼しく凌ぎやすい。

十五夜も近づき、この頃は夕月が神秘的に光輝いている。