土用の丑の日
夏の土用の丑の日に、暑さを乗り切る栄養をつける為に
鰻を食べる習慣がある。

由来には諸説あり、讃岐国出身の平賀源内が発案したという
説が最もよく知られている。
これは1822年、当時の話題を集めた「明和誌」に収められている。

それによると商売が上手くいかない鰻屋が、
夏に売れない鰻を何とか売る為に平賀源内に相談に行った。

すると源内は、「丑の日に「う」の字が付く食物を食べると夏負けしない」
という民間伝承からヒントを得て
「本日丑の日」と書いて店先に貼る事を勧めた。

物知りとして有名な源内の言う事ならと、その鰻屋は大変繁盛した。
その後、他の鰻屋もそれを真似るようになり、
土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着したという。

鰻にはビタミンA、ビタミンB類が豊富に含まれ夏バテ、
食欲減退防止の効果が期待できる。
高血圧の人には、血圧を下げる食物だと思う。

今日、主人に誘われて鰻を食べに行った。
鰻屋さんは値段が高いが、料理屋さんは鰻の値段を上げない為、
炎天下のなか帽子もかぶらずに二人で料理屋さんに行った。

御勘定を払う時に、主人が20円だけ出し、私が殆どを支払った。
最初から「私が出すから。」とお財布も軽いのに気風の良い事を
言う癖がある。