夏至
二十四節季のひとつで1年の中で最も昼間が長く夜が短い日。
この日から小暑までの期間で、日の出、日の入りの方角が最も北寄りになる。

この時節は寝不足気味になるが、暗い夜が短くて春の次に好きな時節で、
これから酷暑がきてもエアコンも使用していない。

今朝、雨が降っていた事も忘れてしまう程昼下がりから辺りが明るい。
太陽も出ていないのに薄日が差して蒸し暑い日中になる。

一ヶ月前に散歩をした竹林を歩いて夕暮れ時の涼しい風を
身体いっぱいに受けて小鳥達のさえずりを聞きたい。

この頃は、雨の日が多いので小鳥達のさえずりを余り聞かず、
マンションが建ったので蛙の鳴き声も少なくなった。

たまに晴れた朝、聞こえてくるのは色々な物が混ざって、
なんとなくセミが鳴いているような錯覚を起こす裏通り。

表通りは道路を走る車の音が賑やかで、裏と表ではまるで別世界に
住んでいる感じがする。

まめな主人は、一日中室内にいた事はなく必ず外出をしている。
感情の起伏が激しく、今朝うっかりして私が洗濯時に彼のシャツを洗った時、
ポケットに名刺が入っていた。

必ずポケットの中を見るのだが、何故見落としてしまったのだろう。
私は、真っ先に彼に謝ったが開口一番に大声で怒鳴り
私を軽蔑したが悪いのは私なので再び謝る。

そそっかしい私もこういうミスをする事は滅多になかった。
数時間経てば普通に会話してくるので軽率な自分に反省をする。
夏至の今日は、昼が14時間32分にのびたとの事。