2009 03/06 14:43
Category : 日記
ざあざあと降りしきる雨音で目が覚めた。
午前5時半、いつもなら辺りが明るく見えるはずなのに
暗くてずっと眠っていたい心境だった。
両親でも居たら「おはよう!」と言葉をかけてくれたはず、
子供でも居たら「お母さん、雨だね!」と言ってくれるはず。
誰ひとり何の会話もしないまま、黙々と家事をする。
傘を差して、表通りに可燃物を出す時は雨が横殴りに降っていた。
富士も山々も灰色の空に霞んで何も見えない。
早春の雨は、優しいと思っていた。
早春の風は、暖かいと思っていた。
辛い事が有る時は、年上の主人に思い切って当たってみた。
すると以外にも、優しい言葉が返ってきた。
「悪いな、お前がいるから助かるよ!」この一言だけで十分だった。
優しさなんて滅多にない彼の言葉が例え嘘でも信じよう。
外に出れば、大粒の涙を雨が洗い流してくれ、
泣き虫な私が明るい私に戻れば、小雨になる。
早春の雨風は、時には意地悪くなったり、優しくなったりする。
田園に行けば、二羽の鴨が仲良く生きる為に餌を探している。
雨に濡れた田園には、青々とした草が長い冬を凌ぎ芽吹いてきた。
午前5時半、いつもなら辺りが明るく見えるはずなのに
暗くてずっと眠っていたい心境だった。
両親でも居たら「おはよう!」と言葉をかけてくれたはず、
子供でも居たら「お母さん、雨だね!」と言ってくれるはず。
誰ひとり何の会話もしないまま、黙々と家事をする。
傘を差して、表通りに可燃物を出す時は雨が横殴りに降っていた。
富士も山々も灰色の空に霞んで何も見えない。
早春の雨は、優しいと思っていた。
早春の風は、暖かいと思っていた。
辛い事が有る時は、年上の主人に思い切って当たってみた。
すると以外にも、優しい言葉が返ってきた。
「悪いな、お前がいるから助かるよ!」この一言だけで十分だった。
優しさなんて滅多にない彼の言葉が例え嘘でも信じよう。
外に出れば、大粒の涙を雨が洗い流してくれ、
泣き虫な私が明るい私に戻れば、小雨になる。
早春の雨風は、時には意地悪くなったり、優しくなったりする。
田園に行けば、二羽の鴨が仲良く生きる為に餌を探している。
雨に濡れた田園には、青々とした草が長い冬を凌ぎ芽吹いてきた。