夢の世界から現実に
今朝も、海の上を太陽が昇る前の美しい景色を眺め6時起床。
随分、日が延びた感じがして嬉しい。

咳がひどい主人の車で自宅へ真っ直ぐに向かう予定の朝、
ホテルの皆様にお礼を述べると、「又、おこし下さいね!」

フロントの方や仲居さん達が、にこやかに見送ってくれ、笑顔で
車に乗った。過ぎてみれば楽しい思い出ばかりの旅だった。

枕の下を水の瀬音が聞こえる静かな山の上のホテルだった。
主人は、熱が有るのか、赤い顔して何時もの元気はなく

ホテルの食事も残した事のない人が、今朝は、「食べられない!」と
お粥だけ無理に食し、運転中も何処にも寄らずに夕方に帰宅する。

風邪と花粉症もある為、咳が物凄い。早速、お粥を作って食して貰い、
今月はする事が沢山有るので、無理をしないように伝えた。

家に帰れば冷蔵庫は空になり、残り物を作って夕食とする。
ホテルの食事と我家の食事を見比べて、「随分、違う食事ね!」

大笑いをしてしまった。これが現実かと思いながら、
風邪をひいている主人の看病をしながら、台所に立つ度に

旅で過した夢のような日々を思い出し、家事をしている。