涙の雫
昨年まで居酒屋さんや桜祭りで歌っていた63才の近所の方が亡くなり、
昨夜のお通夜は、午後6時から行われてお線香、香典だけ上げて帰って来た。

小雨が静かにぽつぽつ降るなかを二人で歩いてくると
急に小雨が止み、空を見上げた私の顔にぽつりと、涙の雫が落ちた。

ぱっと開いた椿の花びらから雨の雫がぽつりと落ちて
人の命の儚さを知る。

今朝、主人が旅行に行くため4時半に自転車で音も立てずに
出て行った。昨夜も今朝も気配で判っていたけれど

こんな生活は、慣れているので何とも思わないが、又、何もしない
娘さんの山の洗濯物、食事の世話等で4時間の睡眠摂取で忙しい。

「明日の夜帰る!」主人からこれだけのメールが入っていた。
「お前にこれを買ってきたぞ!」二日間、主人が機嫌を取っていた時、

必ず旅行に行くと頭の中では判っていたが、彼のような男のずるさは、
許せないと思った所で、妻の目を盗んで行く旅は楽しいと判っている。

私だって、主人よりも外で会い時めく旅行に行く方が楽しい。只、
私には理性があり、性格的に考えが古いので誘われても行った事がない。

こんなに穏やかな晴れの日に、買物くらいしか行けない心の空白を、
埋めるには、娘さんが準夜勤に3時半頃、出勤してから友人宅へ行って

思いっきり笑い、パワーを貰って来たり、趣味に没頭したい。
雨の雫は物干し竿からぽつりと落ちて太陽が消してくれる。

編集 : sakura1205さん こんにちは♪ 私 思うんです。帰る場所があるから男性は遊ぶのだと・・・。生意気なことを言ってごめんなさい。。。