田村ゆかりと蛮勇引力 02.05.03
 4連休の1日目、清々しい気分で起床できました。やはり連休は嬉しいものですね。次は夏休みかと思うと特に…。
 そんな切ないハナシは置いておいて、今日もイベント尽くしと言いましょうか、今日だけイベント尽くしと言いましょうか、3連チャンです(苦笑)。

 まず、渋谷です。会場となるのはアニメイト渋谷、開始時間はAM12:00と意外と早めです。けっこうギリギリの到着だったのですが、思いのほか並んでいる人数が少ないのは気のせいでしょうか?確実に来ると踏んでいたYさんの姿が見えません。そんなことを考えながら待っていると、後ろに人が増えていきました。みなさん、私以上にギリギリの到着だったようです。

田村ゆかり 「Love Parade」発売記念 サイン&握手会 at アニメイト渋谷
 列に並んで待っていると、(用意された)サイン色紙にタメ書きをしてくれるということで、整理券の裏に名前を書きました。ここで、ちょっと悪いクセ(?)が出てしまいました。野川さくらのサイン会だと、回数を重ねすぎてしまい、同じ名前で書いてもらってもしょうがないという遊びゴコロが沸いて、ついゥとか、☆などを名前の後に書いてしまうのですが、初めてなのに同じことをやってしまいました(苦笑)。
 しかし、まずスタッフに裏まで確認されるという恥ずかしい思いをすることになりました。すでにしてかなり失敗した気分でした。
 
 いつも通りにイベントスペース(?)に入ってみると、前の数名の様子が見られるわけなのですが、何だか楽しそうです。田村ゆかりの衣装は全体に水色の、ロリータファッションといえばよいでしょうか、そんな格好でした。すごく背が高い印象でしたが、おそらくは底の厚い靴を履いているのでしょう。
 田村ゆかりのイベントというと、単独では昨年の福岡のイベントが初めてで、その際は握手会などはなかったので、今回、「はじめまして」などと、とてもありきたりな挨拶をしてみました(のちに嘘だと気付きましたが…>やまとなでしこ)。田村ゆかりにしてみればまず、すべきコトは色紙にタメ書きを書くことですから、当然、件の整理券の裏を目にするわけでして、誰よりも彼女がゥに過敏に反応していました。
「あっ、ハートマークが書いてあるよ」とあの、妙にふにゃっっとした甘えた口調で言われると、ちょっとドキッとしたりしなかったり(笑)。なんだか緊張してしまって、「書いていただけますか?」とか聞いてしまう自分がちょっと情けなかったですが、「うん」と応じてもらいました。
 その間にフツーにCDの感想(かわいらしい曲でした)などを伝えて、ごくごくフツーに終了しました。ひとネタひっかかっただけよいかな、といった具合です。ただちょっと心残りだったのは「“名前”さんえゥ」として欲しかったのですが、「“名前”ゥえ」となってしまっていたことです(苦笑)。

 さて、ここでの目的はこれで遂げたので、続く第2の目的地、池袋へと向かいました。今度はとらの穴が会場です。

山口貴由 「蛮勇引力」第2巻 発売記念 サイン会 at とらの穴 池袋店
 レジで集合場所を確認して、階段にできた列に並びました。前には10〜15人程度しかいなかったので、わりとすぐに済みそうです。
 待っている間に、スタッフの方からいくつかの注意と連絡がありました。
 まず、サインは本にしくださるというのは当初の通りなのですが、タメ書きもしてくれる上にリクエストに応えてキャラクターのイラストも入れてくれること。今回の対象商品である「蛮勇引力」以外の本でもキャラクターでもよいということでした。心の底で、「もっと早く知らせてくれ」と思いました。分かっていれば「覚悟のススメ」を持参して、「強化外骨格」を描いてもらったのに…、と。
 などと言ってみてもあとの祭りですから、ナニを描いてもらおうかと迷っているうちに順番が近づきます。私の前にいた女性は名古屋に住むお姉さんの代理で来たということでしたが、ある意味で曽田先生の昴サイン会で見たどの人よりも強烈でした。
 先述の諸注意を逐一携帯で確認しつつ前に進み、山口先生に携帯を渡してそのお姉さんに話しをさせるという荒業を敢行しました。ひとり1冊となっていたサインについても、なんだかんだで2冊もらっていました。本人にはまったく悪意がないのがもっともイタイ気がしました。
 
 さて、その強烈な方の後に私の番となりました。山口先生はコミックに載っている写真そのまま、というカンジで、写真からはもっと奇抜な方かと想像していたのですが(←失礼)、実に気さくなよい方でした。ちなみに羽織っていた皮ジャンの中には「敬人尊野蛮」と書かれたTシャツを着ていらして、おそらく白泉社のスタッフと思われる方もみんな、同じTシャツを着ていました。
 イラストはさんざん迷ったあげく、今作の主人公、正雪を描いていただくことにしました。その迷いから、つい「分かっていれば「覚悟のススメ」を持ってきたんですけど」などと言ってしまい、「蛮勇引力もこれからくるよ」と言われてしまいました。大失敗です。
 ただ、その後も「覚悟のススメ」の頃からファンです。と言うと、「そうするともう6年くらいだよねぇ」などというカンジで和やかに、わりと長めに会話をして、最後にTシャツのことに触れたら、「これはねぇ、仲々着れないよぉ」とおっしゃっていました。口調から察するに、普段は恥ずかしくて着れないよ。という意だと思いましたが、ちょっと羨ましかったです(笑)。それから来場者限定というコピー誌「蛮勇のススメ」までもらえてしまい、かなりお得な気分になりました。
 マンガ作家の方のサイン会はイラストが入るか入らないかで、いろいろな意味で差が出るなぁとしみじみ感じた次第です。

 さて、サイン会の列に並んでいる間にD-ERIOLさんからメールが届きました。「ゆかり終わった後暇?」だそうです。その後の経緯はみなさまご想像の通りで、飲みに行くことになりました(笑)。
 私はその前に、もう1箇所で行われる田村ゆかりの握手会に参加するべく、吉祥寺に向かいました。

田村ゆかり 「Love Parade」発売記念 サイン&握手会 at アニメイト吉祥寺
 さすが吉祥寺と言うべきでしょうか、開始30分前に到着してみても、5人くらいしか並んでいませんでした。その様子に安心していたので、しばし買い物をしていると、ちょうど会計が済んだ頃に、別のイベントがあったらしく、みなさん大挙して押し寄せてきました。
 その後で並んだので、30番手くらいだったかと思います。例によって整理券の裏に名前を書くのですが、今度は名前だけにしました。
 私の前3人くらいのトコロに整列中、中途半端に煩い輩がいた以外は極めて穏当に進行しました。
  
 さて、いよいよ私の順番が巡ってきたわけなのですが、ちょっとやっちゃいました(笑)。
 田村ゆかりは、これまでもステージなどのイベントで見るたびに、「“かわいい”と言われない」とか、「ちゃんと顔見て言って(3/30:CECにて)」などと言っていたので、戯れに、ほんとうに戯れに(←失礼・その2)、タメ書きを書いている田村ゆかりに「かわいいですね」と言ってみました(笑)。
 「な…、えぇ〜、そんなことないですよぉ〜」とやたらと激しく動揺していて、なんとなくしてやったりと思ったのですが、その動揺のあまり、“〜さんえ”と書いているところで“〜さき…”と書きまちがえていました。本人より先に周囲のスタッフが気が付いて、うろたえます。田村ゆかりには「ヘンなこと言うから間違えたぁ〜」と言われてしまいました。
 とりあえず、“き”を“ま”に書き換えることで、うまく(?)ごまかせそうだったのですが、まだまだ動揺していたらしく、今度は“〜さんえ”の書きかけだった“え”にもうひとつ点を打ってしまい、どうにもならない状態になってしまいました。私は大笑いだったのですが、2度目のミスに言葉を失くし、田村ゆかりは机に突っ伏してしまい、スタッフには「あなたが(失敗を)誘ったんですからね(笑)」と突っ込まれました(苦笑)。
 結局、これはムリヤリ“江”に書き換えられて、「いっぱい描いとけば分からないよね」という言葉と共に、大量のハートが舞う色紙が出来上がりました。
 図らずも、初回の心残りはお釣りがくるほどに解消されたことになりました(笑)。なんだかすごく面白かったです。

 終了後はD-ERIOLさんとの待ち合わせのために渋谷に向かいました。私の方が最初の想定時間よりも早く終わっていたので、ちょっと買い物を、とさくらや、ビックカメラをはしごして、PS2の「暴れん坊プリンセス」とGBAの「マジカルバケーション」を2つ併せても5000円を切るくらいの価格で購入しました。 

 その後、PM6:30くらいから、この二人で飲むには早い(苦笑)時間から、居酒屋に入って飲み始めました。スタートが早かったことや、明日が休みという安心感も手伝ってか、話が尽きず(ちなみに今日の話題の焦点は株の売買でした(笑)。)、そろそろ…と時計を見たときにはPM10:00を回っていました。
 さすがに…、とここでお開きにして帰途につき帰宅後は「暴れん坊プリンセス」をちょっとプレイして就寝しました。

 今日の暴れん坊:序章を終了して、第1章の冒頭をプレイしました。選択肢ひとつで仲間が一喜一憂するシステムだったので、適当に選んでいると痛い目に遭いそうなカンジなので、一旦終了。攻略本の購入を検討することにしました。
 キャラクターが桜瀬琥姫デザインなので、ほぼそれだけで購入したのですが、さすがアルファシステム。テイストは「ガンパレードマーチ」っぽく、実は面白いかもしれません。とりあえずマニュアルの柱や床の製作こぼれ話は笑えます。