7th Stages Live 02.03.03
 今日は夕方からのライブに参加するだけだったので、PM3:30頃まで思い切りゆっくりしていられたので、なぜだか「Missing Blue」というPS2のデジタルノベル(ギャルゲー)を開始してしまいました。

 頃合いで、家を出て高田馬場へ。コインロッカーを探して荷物と上着を押し込み、ライブハウスAREAを目指しました。駅から徒歩3分。チケットの裏に地図もあったので迷うことなく到着。開場時間の直前でした。
 程なく中に入れたのでとりあえず可能な限り前に詰めるように入りました。開演まで1時間もあると、周りにいる人間のウザいことウザいこと。いかにも軽薄そうなニーチャンが厄介者でした。
 そんな中、後悔に近い気持も織り交ぜながら開演を待ちました。

7th Stages Live at 高田馬場AREA
 やたらにスモークが立ち込める喧騒の中、バックバンドの面々がステージに姿を現し、いよいよ開演となりました。1st Actは夏樹リオ。前回(2001.10.08参照)よりも声の通りはずっとよくなっていたように思います。衣装は白のサマーセーターで胸元の黒いインナーが透けていたのですが、Tシャツのようです。足元は黒のショ−トパンツに黒のストッキングと仲々、攻撃的なスタイルでした。
 Family DriveやBirthday Dateといったナンバーをノリノリで歌いきったところでMCになりました。このライブのウリはこのMCなんじゃないかというほど、長く、楽しいので、今回も期待です。

 簡単な挨拶のあとの第一声は「ちょっとひきこもってました」(笑)
 続けて、でも最近は少し忙しくて出歩くようになりました、とお仕事の告知。CMのナレーションなんかもやっているみたいです。
 告知の中に「怪盗アプリコット」というPCゲームがあって、ヒロイン(女子高生)役で5人の男の子のハートを盗むゲームだそうです(笑)。
 相手役は三木眞一郎・櫻井孝宏・石田彰・伊藤健太郎、と言ってからしばらく悩み、井上和彦の名が挙がりました。観客からは「なぜそれを忘れる!」とブーイング、本人は必死で弁解してましたが、私も同意見です(笑)。
 それで、この役をとてもかわらしく演じているらしいのです。これがゲームであれば個人個人で録るので問題はないのですが、ドラマCDの収録をしたそうです。夏樹リオはゾイド新世紀/ZEROで櫻井孝宏と共演していて、その時はどうも姉御肌のキャラでいじめていたらしく、こういうキャラを演る時の顔を見せちゃならないと、収録中はそっぽを向いていたそうです。
 と、ここで先述した「ひきこもり」の理由について話がありました。
 「ぶっちゃけると、「2ちゃんねる」に書き込みがあったんだよね」
 とのことでした。精神的にボロボロになった人がいるという話は聞いていたので、「ここは自分のことは書かれないだろう」というトコロを選んで読んでいたらしいのですが、たまたま見つけてしまい、そこに「ナエルヨナー」と書かれていたことが相当ショックだったとのことでした。
 その後、角川のパーティーに、(只で飲み食いができるから)友達に付いていって参加した時にヤマケン達に出会い、その話をしたら、「書かれてないとさびしいですよ。毎日、オレ今日も書かれてないよ」とガッカリしているという話を聞かされて、「そこまでいっちゃった方がいいのかな?」と言っていました。…そうなのか?
 付け加えて、そういう書き込みを見たら「思ったほどナエナイヨ」と書き込みをしてくれと言っていましたが、観客から「そんなこと言うとまた書かれる」と突っ込まれてました(笑)。と、なんとなく笑い話で終わりそうだったのですが、
 「ちゃん公の言うことなんて気にしなくていいですよ。あそこはネットのキチ○イの溜まり場だから」というストレートな声が飛び、ちょっと空気が白くなりました。夏樹リオが「あぁぁ」とうろたえ、それは放送禁止だからとフォロー。とりあえず夏樹リオのブックマークから2ちゃんねるは削除されたそうです。
 それから、重大発表がある、という話だったので、結婚?とざわついたのですが、残念ながら(苦笑)、それはないそうです。で、これは後回しとなり、突然しんみりした話になり、次に演奏するbelieveという曲の話題になりました。
 オリジナル曲で、今回はアレンジを変えて、キーを上げたそうです。「歌えるの?」という声に前回が低かったのと応じました。なんとなくバックバンドに負担がかかるのでは?という話になり、夏樹リオが実際に尋ねてみると「比べ物にならない」と言われていました(笑)。
 ちょっとうろたえながらも、折角のオリジナルなのでいろいろ試して良い物にしていきたいので、アンケートに感想を書いてくれと言って、曲が始まりました。
 しっとりとしたバラードが終り、またMC。これはライブのパート割についてで、これまでは夏樹リオがソロを歌い、浅川悠が歌った後でまた夏樹リオが歌うという構成だったのですが、前回(=クリスマス・未参加)、完全にふたつに分けたそうです。それで、今回どうするか?という打ち合わせのときに「浅川サマ、6曲通しは厳しいでございます」と言ったところ「夏樹さん、それは夜の運動が足りないんじゃないですか?」と返されたそうです。曰く、えぇ、全然足りてません。とのこと(笑)。
 この後3曲ほど演奏している間に客の動きに大きな雪崩れがおき、隙間を縫って一気に2列目辺りに詰め寄りました。…これから先のステージ前は、戦場でした。

 夏樹リオの退場後、しばらく間を置いて浅川悠、登場。黒のタンクトップにベージュのチューブトップを重ね着。こちらはロングパンツでした。かがんだりすると、タンクトップの胸元に谷間がクッキリできていて、観客から「セクシー!」などの声が飛ぶと、「27にもなったら谷間のひとつも作っとかないと」とのこと、でも目線は他所を向いていました。また浅川悠は(夏樹リオも)今月、誕生日を迎えるので、おめでとうの声も上がったのですが、それには「ありがと」と素っ気なく答えながら、あんまり嬉しくない年になってきたと呟いていました(笑)。
 まず、Waiting for youでしっとりと始まったのですが、ここでも前列は大騒ぎです(苦笑)。コイツラ、絶対聴いてない…。
 もみくちゃにされながら2曲目が終わり、MCになりました。まずは今月発売される浅川悠、初のソロCD浅川 悠 バースディ・ディスク『Pisces』について告知。買ってくれる人〜?との呼びかけに手が挙がりましたが、後方で挙がってないと見るや客電を上げさせ、手を挙げるように促していました(笑)。同CDの発売記念イベントも予定されていて合わせてその告知もしていました。2個所で開催されるので、2枚以上買うように、とも言われました(笑)。
 さて、この後いよいよ重大発表その1が公表されたのですが、その内容はStages活動休止(7月頃まで)というものでした。
 私はまったく初耳だったので、少なからず驚いたのですが、観客のリアクションはあまり強くありませんでした。なぜだろうと思っていたら、夏樹リオがラジオでしゃべってしまっていたんだそうです。
 この後はバースディディスクから新曲を披露して、お馴染みの曲(?)を2曲ほど歌って終了となりました。やっぱり歌詞を間違えたみたいです(苦笑)。
 ステージ上のパフォーマンス、演奏は申し分ないのですがはっきり言って客がウザイ!
 以前までは公式のHPに掲示板があり、そこでマナーや浅川悠のライブに対する考え方なども、書き込まれていました。ぶっちゃけると“なんでもアリ”の空気がそこにはあったのですが、ちょっとやりすぎです。私が社会人でなかったら、振り上げる拳は確実に、冒頭に挙げた軽薄なニーチャンの顎をヒットしたいたことでしょう。なんでもアリという言葉を自分に都合のいいように解釈して、場の占有を行うというのは、いかがなものでしょうか?正直、この点については興冷めでした。

 浅川悠がステージを去ってから、長〜いアンコールの掛け声の後、まずは夏樹リオがステージに登場。上に着ていたサマーセーターを脱いだだけと思われる黒いTシャツ、腰元にはピンクのストールが巻かれていました。そして、歌った曲はButter-Fly。盛り上がるいい曲でした。
 浅川悠の登場を待つ間、夏樹リオが引っ張ることになり、何の話をしよっか?という問いかけをすると、すかさず「車」というリアクションがありました。
「事故ったの知ってたっけ?」!? なんでも、今年の初めに台湾に旅行に行ったそうなのですが、その帰り、高速の料金所でオカマを掘ってしまったそうです。車体にはほとんど傷もなく(修理してないそうです)、大丈夫かな?と思ったものの、数日後、ぶつけた車の後部座席に乗っていた先方の奥さんが「首が…」と申し出てきて、見事に事故扱い。現場検証にも出向いたそうです。
 しかも、年末に路駐(ゲーセンでコインゲームに興じていたそうです。×印の描かれた箱がはめられていて、これがX-boxかぁ、と思ったとか)で違反を取られていて、免停の可能性もあるそうです。こんな人がこれまでゴールドだったというから驚きです。…というか、この人、ネタありすぎ!(笑)
 と、そんなやり取りをしている内に浅川悠登場。こちらは上着をピンクのニットに変えての登場です。
 まず、楽屋で飲んでるんじゃないか、という疑惑が客の間で起こっていた浅川悠ですが、CD(レコード会社)のスタッフとAM4:00まで飲んでいたそうです。そこでどんな話をしていたかというと、「N島R香ちゃんはかわいいか?」とか「いや、オレはN根Kすみの方が」といった、ご贔屓アイドルトークだったようです。浅川悠が「私はN島R香、かわいいとおもうんだけど…」と言うので、嬉しくなってしまい、思わずわかりやすく賛成してしまったところ「かわいいよね。どこにいっちゃったかは怖いからここでは…」と言われてしまいました(苦笑)。

 さて、今回のアンコール衣装はLive開催日が“ひなまつり”なので、ピンクとだけ決めていたそうです。例によって、「衣装代がない」ので、ステージだけでなく実生活でも使えるものしか買っていないそうです。
 それから、お互いのステージ暴露話(?)。夏樹リオが浅川悠の歌詞の覚えの悪さを指摘すれば、浅川悠は夏樹リオの英語力の弱さ(DriveのスペルをDribeと書いたようです/笑)を追求します。
 一悶着あって、いよいよ重大発表とやらが、浅川悠の口から告げられます。

浅川悠と夏樹リオが結婚します。 …ウソです。しません。ていうかしたくないです(笑)。
 という前置きはさておいて、本当の重大発表は、Stages CD発売決定!だそうです。7月頃を目処に、ということです。浅川悠・夏樹リオそれぞれが1枚づつ出すということで、双方同数を買わない場合、どちらかがもう1人に敬語を使うことになっているかもしれない。と言っていました。また、発売に合わせてライブもやりたいと言っていたので、活動休止というのは、このCDの作成期間なのかな、と思ったりしました。
 そんな話がひとしきり終わったところで最後の曲、浅川悠が未だに覚えていないというy'knowを歌ってライブ終了となりました。

 終演後は下着のシャツはもとより、上に着ていたシャツまで汗に濡れていました。腕にも痛みがありますから、明日は筋肉痛確定カナ、と思いながらグッタリとして帰路に着きました。幸い寝過ごすようなことはありませんでした(笑)。

 今日のミッシングブルー:いわゆるデジタルノベルというやつですので、テキストを進めていくと物語が進んでいき、途中の選択肢の選び方次第で展開が変わっていくというものです。ゲーム内時間でだいたい20日間プレイすると終わるようなのですが、とりあえず攻略本を見ずにプレイ開始。予備知識もほとんどないままで臨みましたが、なんとなくわかってしまいました。とりあえず、10日ほど進めたところで、これは攻略本に頼ってでもターゲットを決めてかからないとうまくいかないと結論。次は最初からやりなおすことにして、今日は終了しました。