イベント経由ライブ2連発�@ 01.12.23
 昨日の疲れを引きずりつつも相当ハードな1日となりました。

 到着はサイン会開始の30分前と、正直、少し出遅れてしまいました。ところが、渋谷店のサイン会では定番の階段下の列がまだありません。2人連れの方がいたので尋ねてみると階段上にたむろしているとのことで、どうやら店員による案内がないため、思い思いに待っているという状況のようです。その人たちと、こっちだろうとそのまま待っていると、案の定、店員がやって来て階段の下に並ぶように指示をします。ゾロゾロと、それこそこんなにいたのか!?と思うほどの人数が降りてきて、私たちの後ろに並びました。知っていた人間の勝利、ということになるのでしょうが、早くから来ていた人には申し訳ないことになってしまったかもしれません。しかし、これだけ人がいて、誰も並ぶためのルールを知らなかったというのが意外でもありました。

飯塚雅弓サイン会 at アニメイト渋谷
 サイン会の場所は渋谷店のイベントをご存知の方にはおなじみの裏のスペースで、サイン会とは名ばかりのサイン色紙手渡し会です。握手をして、可能な限り話をしてサイン色紙を受け取ったら退場という流れ作業方式で展開します。
 飯塚雅弓のイベントというと昨年夏のライブとその翌日のCD発売記念イベント以来だったので、ほぼ1年半ぶりの参加でした。とはいえ、特に印象が変わった風でもなく、転勤での関東復帰と、新春のコンサートを楽しみにしてます。ということを話して終了しました。転勤のハナシはそろそろやめようかとも思いますが、久しぶりや、初めましての握手会では大変有効なので(だいたい「お仕事がんばってください」と言われます)、もうしばらくネタにしてしまいそうです(苦笑)。

 思いのほか早く終了できたので、またしばらく来店できない恐れのあるこのお店で予約分の引取りと、新譜のCDを数枚購入したのですが、ここでちょっとしたアクシデント発生。特典物が見つからないらしく、15分ほど足止めを食らい、特典ナシという結論になりました。これは大きなロスタイムでした。
 大急ぎで駅に急行、コインロッカーに邪魔な荷物を放り込んで、原宿に向かいました。本日2つ目のイベントにして1本目のライブです。

 目指すは原宿、アストロホールです。先月、1度迷いながらも行ったことのある場所なので、今回は問題なく辿り着けるとタカを括っていたのですが、駅を降りて、自分の認識の甘さを思い知らされました。
 会場に向かうためにはあの通りを抜けなければならないのです。竹下通りを(泣)。休日の竹下通りを急ぐなど、まず不可能です。それでも可能な限りの速度でもって、開場時間を過ぎ、人の波を抜けて辿り着いてみると、幸いまだ開場していませんでした。開場は押すもの、と思っていても気が気ではありませんでしたが、とりあえず胸を撫で下ろしました。
 並んでいる人の中に、MさんやEさんといった他所では馴染みの面々を発見、まずはグッズの購入を済ませました。ペンライト(きっと使いません)とリストバンドを一つづつ購入。係の人に「リストバンドはおひとつでよろしいですか?」と聞かれたので、まったく考えず、間髪を入れずに「結構です」と応えたら、「早っ」とビックリされました。後で他の人が話しているのを聞いていると、どうやらこのセールストークで2つ購入した人が大勢いた模様です(笑)。
 買い物も済んだので、しばし話をしていると、開場の運びとなりました。
 
 つい、先月も来た開場で、整理番号もさして変わりなかったので先月と同様の場所に陣取って、隣にいた人に声を掛けて、場所のキープを頼みつつ、ドリンクのオーダーを2人分してきました。私はまたしても塩の効かないソルティドッグです。ここに来るときにはMy塩を持参したほうがよいかもしれません(笑)。開演までの1時間はこの方と、話をしていました。あまり偏った方ではなかったので、楽しく話せたのは幸いでした。ちなみに飲み終わったドリンクのカップは例のトイレに行くついでにこの方が片付けてくださいました。

水樹奈々 X'mas Live supersonic girl at 原宿アストロホール
 開場が暗くなり、MIXアレンジされた水樹奈々の曲が流れ、バンドメンバーが登場、次いで水樹奈々が登場して1曲目はLove's Wonderland。1曲目から盛り上がります。水樹奈々のライブに参加するのは初めてのことだったので、一気に沸騰する周囲のイキオイにビックリしながら、追随します(笑)。
 2曲目はHeaven Knows。!ここで私のテンションは一気に引き上げられました。水樹奈々の曲ではイチバンのお気に入りなので、ぜひ生で聴いてみたいと思っていたら、こんなに早い段階で歌ってくれるとは…。ちょっと感動しつつ、サビの「Heaven Knows」の部分は会場大合唱です。やっぱり「RUN-DIM」のDVD、1巻を購入しようかなぁ。
 ここで個人的には満足度MAX(笑)。MCになります。MCではバンドメンバーの紹介、ギュウギュウの会場に申し訳なさそうでしたが、「今度はホールでやれるようにがんばるからね」とオールスタンディングの客席を沸かせます。かつてはヤクルトホールでやってたんだよなぁ(行けませんでしたけど)、とか思ッているうちに3曲目LOOKING ON THE MOON、オルゴールとピアノ、想い、水中の青空とミディアムテンポの聴かせる曲が続き、初っ端の高くなりすぎたテンションをちょっとクールダウンさせてくれます。
 それにしても、分かっていたこととはいえ、水樹奈々は歌が上手でした。声量、表現ともに申し分なしです。冒頭の2曲のように盛り上がれるモノもその後で歌っているミディアムのものも、どちらも素晴らしいです。さすがに演歌畠出身といったところでしょうか。

 ここでMCが入り、今歌ったばかりの4曲のうち、先般発売されたアルバムには収録されていない「オルゴールとピアノ」について説明をしました。 「Memories Off 2nd」というゲームで水樹奈々が演じている白河ほたるというキャラクターのエンディングで流れる曲なので、まだの人はがんばってクリアして聴いてください。「ほかの子はダメよ」とのことです(笑)。
 それから、雑誌のインタビューなどでずっとやりたいと言っていたいう洋楽のカヴァーを歌いますと、Debbie GibsonのLOST IN YOUR EYESを歌いました。次いで、LOOK AWAY、WINDOW OF HEARTと続いて、水樹奈々は一旦舞台から姿を消します。しばらくバンドメンバーによる演奏が続きますが、再びステージに姿を現した水樹奈々の格好はというと、黒を基調としたブレザーにチェックのミニスカート、大きな白い十字がアクセントになったネクタイをしていました。そして「ここからは盛り上がっていこう」発言に会場はイッキに色めき立ち、またしてもボルテージが大きく上昇します。

 まず、NANA色のようにそしてシアワセ大将、supersonic girl、The place of happinessと本当に盛り上がる曲が続き、これ以上ないくらいに会場もステージも盛り上がっていきます。何曲かは決まった振り付けがあったらしいのですが、全然知らない私は、着いていくのがやっとでしたが、ついには水樹奈々もイスの上に乗って会場を見回しながら歌うほどの盛り上がりを見せます。
 
 4曲駆け抜けたところで水樹奈々もバンドメンバーも袖に消え、ひとまず終了。息つく間もなくアンコールを叫び始めます。私はフラフラになっていましたので、手拍子のみ(笑)。
 かなり長めのコールの後で登場した水樹奈々もバンドのメンバーも今回のコンサートグッズだった水樹奈々デザインのTシャツとリストバンドをしています。リストバンドは両手にしていました(苦笑)。これらを称して「NANAブランド」というらしく、今後の商品展開が心配です。ちなみにロゴは水樹奈々の好きなブランド(忘れました)のデザインに似ているそうです(笑)。
 そして、曲はTRANSMIGRATION。それから「まだ踊ってない曲があるよね」という言葉に会場が沸きあがりましたが、私は???でした。ちなみにアノネ 〜まみむめ☆もがちょ〜です。客席、総モンキーダンス状態となりました。
 この2曲でアンコールも終了。かなりの盛り上がりを見せていて、相当、満足したのですが、またしても客席からはアンコールの声が上がります。どうせ客電が上がって終了だろう、と思っていたのですが、いつまで経ってもその気配がありません。長いアンコールに応えてまたしても姿を現した水樹奈々は今度は黒の、レースがふんだんに使われたドレス姿です。
 アンコールに感謝しながら、これが最後の曲ですというような挨拶をします。当然、会場から「えぇ〜」という声が上がりますが、「今日は2回あるから、これ以上は時間が」と言って笑いを誘います。
 最後の曲真冬の観覧車を歌い終わって、本当に終了となりました。

 開場がちょっと押しましたが、そんなことは全然気にならない、とても楽しめるライブでした。これは人気も出るはずだと思います。

水樹奈々 X'mas Live supersonic girl

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