世界中

世界中の涙が泣いてるような夜は

  
どうかきみの声を聞かせて

   
もしもきみも哀しくて どうにも声にならなくても

   
ちゃんと僕はきみに きみに必ず微笑むから


   
子供の頃のように 待ち遠しい明日が来るといいね

   
ためらうことなく その手を伸ばして

   
抱きしめられたらいいね


   
たぶん僕らは ひとりでいることに なれてしまったから

   
誰かのぬくもりが 優しさだと 気づかなくなったのだろう


   
世界中の涙が泣いてるような夜は

   
きみの声を どうか聞かせて

   
僕はきみを抱きしめて そのぬくもりを思い出すから

   
きっと 思い出すから