「おだまき」の花。
庭の隅っこで、葉っぱの形が可愛いくて、けなげに咲いている花を、写してみました。
確か、「源氏物語」に出てきそうな名前だった、という事は、思い浮かぶのですが、良く解りません。そこで、今日は真面目に、調べてみました。

金鳳花(きんぽうげ)科。 花の形がかわっていておもしろい。下向き。 「苧(お)」という繊維を、中を空洞にして丸く巻き付けたもの(苧玉(おだま))に似ているところら。 ”苧(お)、玉(たま)、巻き(まき)”が 「苧環」という漢字で 「おだまき」と呼ばれるようになった。 色はいろいろある。よく見るのは紫のもの「小田巻」とも書く。別名 「糸繰草」(いとくりそう)。
5月29日の誕生花(苧環) 花言葉は「断固として勝つ」(苧環)
  「しづやしづ 賎(しづ)のおだまき 繰り返し
  昔を今に なすよしもがな」 静御前(義経記)

 来年まで、覚えてるだろうか。この花の名前を。