2008 09/29 20:57
Category : 日記
目を覚まし
僕は「ぼく」の演技をする
ベッドから這い出て
パジャマを着替え
顔を洗い
朝食を食べ
学校へ行く
級友たちと挨拶を交わし
授業を受け
先生の質問に
そつなく答え
教科書を閉じる
教室の窓の外は
雨だったり
曇りだったり
晴れ渡っていたり
下校時刻を過ぎたあたりに
風が吹き
「ぼく」は目覚める
僕はいま
年老いていくばかりで
なにも残してはいないのだ
と、気がつく
僕は「ぼく」の演技をする
ベッドから這い出て
パジャマを着替え
顔を洗い
朝食を食べ
学校へ行く
級友たちと挨拶を交わし
授業を受け
先生の質問に
そつなく答え
教科書を閉じる
教室の窓の外は
雨だったり
曇りだったり
晴れ渡っていたり
下校時刻を過ぎたあたりに
風が吹き
「ぼく」は目覚める
僕はいま
年老いていくばかりで
なにも残してはいないのだ
と、気がつく