2008 08/28 22:00
Category : 詩惑抄
おろした足下に虫がいようとも、花があろうとも
歩む先ばかりをみるのその視界には、
花も見えず、虫も見えず、踏み潰していくのみ
踏みしだかれた花の色は赤く、葉の色は蒼く
虫の息の根はか細く、羽はわずかに震えるばかり
巨人の手にするものは、泥と岩で固められた城壁
歩む先ばかりをみるのその視界には、
花も見えず、虫も見えず、踏み潰していくのみ
踏みしだかれた花の色は赤く、葉の色は蒼く
虫の息の根はか細く、羽はわずかに震えるばかり
巨人の手にするものは、泥と岩で固められた城壁