昨夜は疲れ果てて。。。
 刻むとか切るといっても、家でやる仕事量の何倍になるだろう。基本的に目の使い方は違うと思うけれど、やはりネギとかを刻むのに、目を瞑ってというわけには行かないので、本当に疲れてしまう。。。と、のっけからまた言い訳になってしまって済みません。

 さて、今日の“正平調と”いうコラムに、興味深いことが書かれていましたので、また載せさせていただきます。

 広島でいまも語り継がれる「伝説」がある。プロ野球、近鉄バファローズとオリックス・ブルーウェーブとの合併問題で思いだした。

 プロ野球が2リーグ制になった半世紀前の話である。地元の期待を担って広島カープが誕生したが、お金がない。選手は肉料理も満足に食べられない。移動も座席の固い三等車だ。給料まで遅配になった。親会社がなく経営的に不安定なチームの悲哀で、一年後には他球団への吸収合併が取りざたされた。

 ここから「伝説」が始まる。監督の提案で、後援会づくりが始まった。年会費200円。監督も選手もファンに頭を下げて入会をお願いした。球場前に募金用の樽が置かれた。ファンがポケットのお金を投げ入れた。一年分の小遣いを持ってきた小学生が話題になった。

 チーム存続の費用は募金で工面できた。引き続いて実力選手の獲得資金までカンパでまかなった球団は、合併を逃れ、チームの体制を整えた。「被爆から復興するシンボル」という土壌があるにしても、「ファンに支えられた郷土チーム」の強さを感じる話である。

 さて今回の合併話。「回収の見込みのないー」という近鉄社長の談話がすべてを物語る。投資に見合う結果を求めるということだ。反論できない経営の論理だが、数字で表せないファンの夢や郷土愛などは勘定外のようだ。

 大阪は悲しくないか。神戸は寂しくないのか。プロ球団と地域の結びつきはこの程度だったのか。半世紀前の「伝説」などいまではありえないだろうが、だれか樽を置かないか。。。

 と結ばれていました。何だか。。。関西では阪神ばかりが注目を集めている気がするけれど、この違いは一体どこから。。?