今日の人欄には。。。
 70年前の日本初の探鳥会を再現した「日本野鳥の会」新会長に就任することになった、柳生 博さんの紹介が。

 「鳥はシンボリックで美しい生き物の指標。さえずり、巣作りし、一番光り輝く。一羽のとりから、そんな生き物に代表される自然の保護に関心を持って欲しい」

 今年で創立70周年を迎えた「日本野鳥の会」の五代目会長に就任。6月初めには「野鳥の会」が日本で初めて探鳥会を開いた静岡県小山町の富士山ろくで記念探鳥会を催した。70年前に参加した創立者の歌人中西悟堂、詩人北原白秋の子孫ら約30人が集まり、キセキレイやオオルリなどの姿を楽しんだ。

 会長就任をためらい、家族にも反対されたが、「役者がやるのも多様性の一つ」と引き受けた。

 近年の会員減少も就任の動機。「専門家でないと入れないような敷居が高いイメージがあるが、そんなことはない」。楽しく明らかにやりたい、と力を込める。

 NHKの「生き物地球紀行」のナレーターだったことや、八ヶ岳南ろくの山梨県大泉村にアトリエを構え、雑木林をつくっていることで知られる。“自然派”植えた木は1万本を超える。

 茨城県・霞ヶ浦で、田んぼや小川、里山の自然に触れて育った。「自然と折り合いを付ける日本独特の感覚を大切にしたい」

 「一つの生き物が滅びる以上の悪はない。今いる生き物たちが、百年後も千年後もずっと未来永劫機嫌良く生きていけるように」

 東京の自宅と山梨を往復しながら、妻や息子夫婦、孫6人と過ごす多忙な67歳に、また思い仕事が増えた。。。

 自然と共存。。。なかなか簡単には行きませんが、頑張って欲しい。。。