2008 05/21 07:10
Category : 日記
ゆるやかな川の流れが、
S字型に曲がって眺められる場所に、車を止める。
昨晩は、ヘルペスの痛みも痒みも治まった。
早朝花を切って、水遣りをしてからこれを書いている。母の命日だから、お墓に行く予定です。
昨日は太郎を病院へ連れて行ってから、
車でそのまま、里の川を眺めに行った。
黒雲はまだ垂れ込めていたが、
久しぶりの河原の公園は緑一色で、この広がりがなんともいえない。
赤い8つのアーチ型の橋も、
かなたに見えるとんがり帽子風の赤レンガの大学も、
緑の草も川の流れも、
一見、何の変わりもないように見えた。
変わったのは、太郎と一緒に思う存分散歩が出来ないことだけだ。
車の後部座席を開けて、
川の流れが見えるように寝ている太郎の位置をずらし、
主人を置いてきぼりにして、私は、よく知った路を散歩する。
増水した川は、勢い緑の草をなぎ倒して溢れんばかりに流れていた。
時々、草の中に白い野薔薇が咲く。
木々は、白い葉裏を見せて風に大きく揺れている。
親水公園のお花畑は、真っ赤な芥子と色とりどりの矢車草が咲き乱れていた。
燕は、地面すれすれに飛びながら、
ついと白い腹を見せてから斜めに飛び去る。
耳を済ませば、今年初めての田圃の蛙の声。
黒雲は大分流れて、薄日が射してきた。
雲雀が囀っているが姿は見えない。
老鶯も一声追いかけるように啼いた。
鉄塔は相変わらず緑の彼方に繋がって、山の向こうに消えてそれから先は、見えない。
葦原のてっぺんの枯れ色だけが、緑の中で目立つ。
いい匂いがすると思ったら・・
スイカズラの白い花で、その後、黄色に変化する二色の花を咲かせていた。
疲れを知らないつばくらめ
水たまりにあめんぼう
さあ夕暮れてきたので、太郎の待つ車に戻ろう。
S字型に曲がって眺められる場所に、車を止める。
昨晩は、ヘルペスの痛みも痒みも治まった。
早朝花を切って、水遣りをしてからこれを書いている。母の命日だから、お墓に行く予定です。
昨日は太郎を病院へ連れて行ってから、
車でそのまま、里の川を眺めに行った。
黒雲はまだ垂れ込めていたが、
久しぶりの河原の公園は緑一色で、この広がりがなんともいえない。
赤い8つのアーチ型の橋も、
かなたに見えるとんがり帽子風の赤レンガの大学も、
緑の草も川の流れも、
一見、何の変わりもないように見えた。
変わったのは、太郎と一緒に思う存分散歩が出来ないことだけだ。
車の後部座席を開けて、
川の流れが見えるように寝ている太郎の位置をずらし、
主人を置いてきぼりにして、私は、よく知った路を散歩する。
増水した川は、勢い緑の草をなぎ倒して溢れんばかりに流れていた。
時々、草の中に白い野薔薇が咲く。
木々は、白い葉裏を見せて風に大きく揺れている。
親水公園のお花畑は、真っ赤な芥子と色とりどりの矢車草が咲き乱れていた。
燕は、地面すれすれに飛びながら、
ついと白い腹を見せてから斜めに飛び去る。
耳を済ませば、今年初めての田圃の蛙の声。
黒雲は大分流れて、薄日が射してきた。
雲雀が囀っているが姿は見えない。
老鶯も一声追いかけるように啼いた。
鉄塔は相変わらず緑の彼方に繋がって、山の向こうに消えてそれから先は、見えない。
葦原のてっぺんの枯れ色だけが、緑の中で目立つ。
いい匂いがすると思ったら・・
スイカズラの白い花で、その後、黄色に変化する二色の花を咲かせていた。
疲れを知らないつばくらめ
水たまりにあめんぼう
さあ夕暮れてきたので、太郎の待つ車に戻ろう。