☆梅の実の親指ほどの佳き日かな
太郎を病院へ連れて行く。
連休でも、動物病院は混んでいた。

褥瘡は、なかなかよくならない。
食欲があるので、安心はしているのだが・・。
大分よくなったと思って、気を抜いたのかもしれない。

私も出て行くことが多くて、細やかな事ができなかったかもしれない。

なるべく、褥瘡のある部分を避けて寝かしたいのだが、楽な体位があるらしくて、
機嫌が悪くなるのだ。
どうしても、反転させざるを得なくなる。
それでも騙しながら、上を向かせている。

これから暑い夏に向ってまた、悪くならないように気をつけなければいけない。

病院の帰り、久しぶりの公園に寄った。
人出が出ていた。

私たちも、シートを引いて太郎を寝かせて、コンビニで買ってきたお弁当を開く。

なんだか・
ちょっと疲れたみたいで、涙が流れてきた。
なぜ?涙がでるのか?
それは自分の中では、充分に・・答えは出ている。

梅の実の親指ほどの佳き日かな