「不穏な雲」
<<日本>--自宅付近--


西の空に急に現れる不気味な雲の光景。

ここ数日、遠く離れて来襲する台風の影響か、午後になると怪しげな雲行きとなり、雷を伴ったにわか雨が来襲する。

空の様子はその日によって異なるが、このようなおどろおどろした雲は珍しく、夏の風物詩の入道雲とはちょっと異なった光景である。

この雲が現れると同時に、辺りは急に薄暗くなり、激しい風雨がベランダを叩きつける。

9月に入り多少涼しくなると期待したが、相変わらず残暑が厳しく、爽やかな秋空になるのはいつになるのだろう。

しかし、毎日現れる怪しげな雲の様子をベランダから眺めるのも、コロナ禍で在宅時間が長引く日々には新しい習慣なのかもしれない。