「エールの交換」
<<日本>>--川越--


巡行を開始した山車の引き回しを讃えて踊る、桟敷の上の白狐の光景。

氷川神社鳥居の脇には臨時の桟敷が設けられ、囃子に合わせて白狐の舞が演じられていた。

その脇を氷川神社の神官たちによる市内巡行の行列の最後に、宮下町の山車が町内の善男善女によって曳かれて行った。

丁度神社の居囃子の前で、山車が一時停止して、同じ白狐同士の踊りの競演が始まった。

川越祭りではお互いの囃子がぶつかり合って競演するのを「曳っかわせ」と言う。


それはお互いの舞や囃子を讃え合って、エールの交換をするのと似ている。