「山車が行く②」
<<日本>>--川越--


川越祭りの主役、煌びやかな山車が、爽やかな秋空の中を、車輪を軋ませながら進んで行く。

こちらの山車は、喜多町の秀郷の人形を載せた山車である。

秀郷は歴史上良く知られている俵藤太秀郷の事であり、文政9年に鼠屋五兵衛によって造られた古くて貴重な人形である。

囃子台は唐破風で、煌びやかな金色の龍が屋根に飾られている。

明治30年に神田明神前の小倉作兵衛父子によって作成され、国の重要文化財に指定されている貴重な山車である。