2018年02月の記事


「旧金子家住宅」
<<日本>>--自宅付近--


こちらは豪農の館として知られていた金子家の住宅である。

金子家は市内水子に居を構えていた豪農であるが、農家のかたわら油商も営んでいたので、商家の造りも併せ持っている家屋である。

暖かい日差しの差し込む縁側で、家族で訪れた親子がのんびりと持参のお弁当を広げて食べていた。

昔の家は、このような縁側が有ったものだが、今は縁側のある家も少ないであろう。


嘗て暖房が囲炉裏や火鉢であった昔は、日の当たる縁側が様々な家事をしたり、お茶飲み場として団欒のひと時を過ごす貴重な場所であったのであろう。

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「旧大沢家館」<
<<日本>>--自宅付近--


流石嘗ての豪族の館だけあって、立派な玄関が付いている。

一般の民家だと、玄関は建物の中に組み込まれているが、この家の奉公人などが出入りする入り口とは別に、家の主人や客人を迎えるための、このような別の玄関は無いであろう。

一般見学者は、この家の裏に回って、裏木戸から家の土間に入ることが出来、家の中の様子を知ることが出来た。

奉公人や女中などの部屋は別にあって、それらの部屋の中は狭く暗いから、嘗ての使用人たちは、かなり不自由な暮らしを強いられていたのだということを知ることが出来た。

この時代に生まれてなくて良かったと、痛感したのであった。


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「旧大沢家館」
<<日本>>--自宅付近--


流石嘗ての豪族の館だけあって、立派な玄関が付いている。

一般の民家だと、玄関は建物の中に組み込まれているが、この家の奉公人などが出入りする入り口とは別に、家の主人や客人を迎えるための、このような別の玄関は無いであろう。

一般見学者は、この家の裏に回って、裏木戸から家の土間に入ることが出来、家の中の様子を知ることが出来た。

奉公人や女中などの部屋は別にあって、それらの部屋の中は狭く暗いから、嘗ての使用人たちは、かなり不自由な暮らしを強いられていたのだということを知ることが出来た。

この時代に生まれてなくて良かったと、痛感したのであった。


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「はい、ポーズ!」
<<日本>>--自宅付近--


旧大沢家住宅の前でポーズをとる、二人の女武士のショット。

このコスプレ武士姿の二人に、何でこの格好でいるのか訳を聞いたついでに、写真を撮らせてもらった。

2人とも恥ずかしがらずに、すっかりその気になっているのは流石だなと思ったが、若い武者姿の女性は、Vサインを出して応えてくれた。

ちょっと年上の女性は、頭にゴーグルなどを付けているのは、一体何をイメージした姿なのだろうか。

などとちょっと野暮な疑問を持つのは、常識にとらわれた年寄りの考えなのだろうか。

コミックなインターネット・ページに載せるコスプレなのだから、何でも有りの姿なのだろう。


しばらく他の場所を見学している時に、プロのカメラマンと思しき女性が、色々と彼女等にポーズを取らせて撮影をしていた。


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「あれっ、何だろう?」
<<日本>>--自宅付近--


古民家の前に佇む、二人の女武者と思しき怪しげな姿。


長屋門を入った旧大沢家の入り口で、この二人は談笑していた。

まるで戦国時代にタイムスリップしたかのようなこの様子は、豪族の館に違和感なく溶け込んでいた。

それにしても彼女らは、一体何者なのだろうか。

武士の姿に身を包んだ不思議なコスプレの彼女たちに、このスナップを撮った後、近付いて話し掛けてみた。

彼女たちから返ってきた返事は、インターネットのコミックページに載せるスチール写真を撮るための、出で立ちなのだという。


その手の事は良く分からないが、一応頷いてもう一枚写真を撮らせてもらった。


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「旧鈴木家表門」
<<日本>>--自宅付近--


市指定の文化財であるこの表門は、市内針ヶ谷に建てられていた長屋門である。

今でもこの長屋門と同じような表門は、実際に我が家近くの周辺にも現存している農家がある。

此処難波田城城址公園は、城跡ゾーンと古民家ゾーンに分かれていて、我々が訪れたのは、古民家ゾーンの方であった。

と言うより城跡ゾーンが、資料館を出た堀の先にあることを知らなかったのである。

この旧鈴木家長屋門の中には、たくさんの農機具などが展示されていた。

門の入り口の左右には、白梅の木が有ったが、まだ一分咲き程度であった、この梅が満開の頃にまた来ようと話し合った。


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「赤いポスト」
<<日本>>--自宅付近--


日本の原風景を見るような、旧豪族の館の前のポスト。

今日は風も無く穏やかな日だったので、もうそろそろ梅が咲いているのではないかと、ネットで調べて近くの名所を訪ねてみた。

我が家から車で30分ほどの所に、こんな名所があることを知り、初めて訪れたのであった。

此処は鎌倉時代の豪族、難波田氏の平城跡との事で訪れた瞬間、私が子供の頃に見た懐かしい原風景を見ているようで、タイムスリップしたような感覚を味わった。

此処には、昔からの豪族の家屋が数軒存在しており、家の中まで無料で見学出来るようになっており、子供連れの家族が、最後の三連休の一日をのんびりと楽しんでいる風景が見て取れた。

家先の梅の花は、まだ一分咲きと言ったところだったので、また満開になった頃に来てみようと話し合ったのである。


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「店先」
<<エジプト>--ルクソール--


再びルクソール神殿の裏にある、モハメッド・アブ・バザールの夜店の光景。

この絨毯屋の露天は、店先の展示品の裏に、この店の店内が有り、店の前に商品を並べることによって、客の目を引くようにしているのである。

私がお土産にソファー・カバーを買ったのも、このような店であった。

それぞれの店が工夫を凝らして客引きをする様子は、日本では見ない光景だけに興味深く、その雰囲気が癖になって、二晩もこの市場に出掛けて行ったものである。

様々なエジプト独自の音楽が店先に流れ、この地方特産の香辛料を売る店の匂いがあたりに漂う雰囲気は、異国に居るのだなと言う感覚を強烈に感じさせるのである。

婿さんは背が高いので、彼の足に合う特大の靴などが日本ではあまり売られていないのだが、此処では彼の足に合う大きなサンダルが売られていて、その値切り交渉に夢中だったのには笑ってしまった。


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「盗掘の村②」
<<エジプト>--ルクソール--


盗掘の村「クルナ村」の岩山の中を、勝手にガイドをかって出た若者に連れられて行く我々の姿。

こんな岩山のガレ場まで来ると、我々だけで此処から脱出するわけにいかない。

止むを得ず、今にも崩れ落ちそうな悪い足場に気をくばりながら、前を行く彼の後ろを恐る恐る着いて行ったのである。

やがて一つの貴族の墓の入り口までたどり着くと、彼は法外のガイド料を要求した。

婿さんが我々が希望しないのに、勝手にガイドをしたのだからと、気持ちだけのチップを渡そうとすると、彼は怒りだし矢庭に婿さんの胸倉を掴んだのである。

私が彼の行為を止めようとすると、村人たちが集まってきて、我々をぐるりと取り囲んでしまった。

流石にこれにはやばいなと思った時、機関銃を持った警官が現れ、彼を羽交い絞めにして、我々に早く行けと合図をしてくれた。

我々は、ほうほうの体で岩山を駆け下り、待たせていたタクシーに乗り込んで難を逃れたのであった。

後で分かったが、どうやらこんなトラブルは、日常起こっているらしく、ガイド無しでの単独行動で此処に来るのは、極めて危険だということを悟ったのであった。


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「盗掘の村」
<<エジプト>--ルクソール--


昔から盗掘を生業としているクルナ村は、このような岩山の中に点在している。

この周辺には、太古の昔から王妃の墓や貴族の墓が有り、この村の住民はそれらの墓を盗掘して探し出し、墓の中から掘り出した遺品を売って生計を立てていたのである。

此処の岩山には水源が無く、ナイル川まで水を汲みにいかなければならず、エジプト政府は此処を立ち退くよう住民に促しているが、古くから住み着いている住人達は移転しようとせず、今では此処で採れるアラバスタ(透き通る岩石)で作った製品などを販売して暮らしているのである。

我々娘夫婦と私の三人は、地図を片手に王妃をはじめ貴族の墓を見学しようとしていたが、此処に住む一人の若者が、強引に案内をかって出て、我々をこんな場所まで連れて来たのには、流石に身の危険を感じたものであった。

写真でもお分かりのように、岩山の所々にある穴は、盗掘を試みた跡なのである。

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「求愛」
<<エジプト>--ルクソール--


地下40メートルの、王家の墓の中にある極彩色の壁画。

ルクソール西岸の王家の谷の中には、様々な古代エジプトの王たちや貴族たちの墓が、地下深くに点在している。

これはその墓の中の一つの玄室の周囲に描かれている壁画である。

紀元前3000年の太古の墓の壁画が、このように鮮やかに現存している理由は、湿度が極端に低いエジプトの砂の中の奥深い地質によるところが多いとされている。

それにしてもこの絵の何と微笑ましい描写であることか、コプラの冠を被っており顎髭を付けているところから、若い王であることは間違いないが、頭に羽根飾りを挿した王妃と思われる女性に、愛の言葉を打ち明けているような仕草をしている。

周りに描かれたヒエログリフ(古代エジプトの象形文字)が読めれば、さらに詳しくこの絵を読み解くことが出来るのだが、残念ながらガイドを連れないフリー旅では、この絵を見て推測するのみである。

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