「スフィンクスとビラミット」
<<エジプト>--ギザ--


ご存知ギザに有るスフィンク像と、その背景に聳えると、カフラ王のピラミッドの姿。

此処に有る三大ビラミットはクフ王、カフラー王、そしてメンカウラ王の三人のエジプトの王様のビラミットである。

この三基のビラミットの中で、上部にわずかに化粧板が残り昔の面影を残しているのは、このカフラー王のビラミットだけである。

スフィンクスが作られたのは、ビラミットより更に古く、顔は嘗ての王(不明)、体はライオンの座像とされているが、ナポレオンがエジプトに遠征した時代には、既に顔の鼻の部分がアラブの侵入により削り取られてしまったと言われている。

更に王の象徴である髭は、イギリスの探検家によって持ち去られてしまったとの事である。

これらのビラミットは、嘗てはエジプトの王たちの墓とされていたが、現在はその説が崩れ、他界した王たちが天界に行くための発進基地とされる説が有力だがどうであろうか。

ごく最近三基のビラミットの内、最大の高さを誇るクフ王の墓の中に、巨大な未知の空間が存在するということを、日本の科学技術で発見しというが、果たしてその空間には一体何が存在するのか、興味は尽きない事実である。