2016年10月の記事


「馬上の宮司」
<<日本>>--川越--


川越祭りの開始を告げる幸神祭の行列の花形、氷川神社宮司の馬上の勇姿。

日頃街人とは縁の薄い宮司も、この日ばかりは衆人の憧れの的となる。

お付きの神官を従えて、水干直垂の馬上の姿は、いにしえの天下人を思わせるような勇姿である。

この幸神祭の行進は、京都の祇園祭における八坂神社の例大祭の神官たちの行進と、主旨を同じくするのだと言う。

それにしても、この大きく重い日傘をずっと行進中に持ち歩く神官は、かなりの体力が必要ではないかと、他人事ながら同情した次第である。

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「二台の神輿」
<<日本>>--川越--


川越氷川神社に古くから伝わる、2台の神輿の行進。


氷川神社の由緒ある神輿である事から、氷川神社の神官たちがこの神輿を担いで、行進するのである。

担ぎ手の中には、外人の姿も見受けられ、氷川神社で神官の修行をしているのだと聞く。

こうした日本古来の伝統文化に関心を持ち、その心を学ぼうとして修行する外国人も、最近は増えたようである。

こうした国際交流も、今後の日本の伝統文化を守るためには必要な事なのであろうか。

いずれにせよ、日本古来の祭りが廃れることなく、益々盛んになって踏襲されて行くのは、歓迎すべき事であろう。


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「木花咲耶姫」
<<日本>>--川越--


古事記に登場する、木花咲耶姫の輿に乗った容姿。


氷川神社の境内には、古の日本古来の神々が祀られており、その中の一人が木花咲耶姫である。

脇に同乗する女性は、姫をサポートするお付きの女官と言った所だろうか。

こうした伝説上の人物が、再現されて登場する所が、実に興味深いのである。

それにしても絶好の好天の中、いくら秋めいて来たとは言え、腰に乗る巫女さんや、輿を担ぐ神官たちは、長道中を練り歩くのは、本当に大変な重労働だろうと、余計な心配をしてしまった。

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「天狗様」
<<日本>>--川越--


川越祭りを告げる、氷川神社の幸神祭の行列を先導する天狗の姿。

この幸神祭の行列を先導する天狗様は、私が小学生の頃からずっと見ていた光景である。

年々歳々年は変われど、行列を先導する天狗の姿は、ずっと長年変らずに続いている。

しかし興味深いのはこの天狗の姿が、年を追うごとに変化をしてきている事である。

身近な所では、去年は天狗の履いている高下駄が、1本歯であったのが、今年は2本歯になっている事だ。

拡大された川越市内の長い距離を練り歩くのに、下駄の歯が1本では疲労が大きいと言う事なのか、1本歯を履きこなす人が居ないと言う事なのかは、理由は分からない。

当然天狗の面も、昔はもっと赤かったが、今は赤黒くなって凄みを増したように思えるのだが、出来れば氷川神社に奉納されている、歴代の天狗の面を比べて見てみたいものだと、この光景を見て思ったのであった。

<BE>
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「川越祭り②」
<<日本>>--川越--


川越祭りの開催を告げる、氷川神社の幸神祭の行列の風景。

川越祭りは江戸時代、川越大火で街の大半が焼失した時、当時の川越城主、松平伊豆守が街の復興を願って氷川神社の例大祭として開催したのが最初である。

今では街にある29台の山車の曳き回しや、ひっかわせが主流のようだが、本来はこの幸神祭が祭りの中心である。

幸いな事に、この行列に途中で出会わせたので、その様子を撮ったが、ごった返す観衆の間からの撮影で、かなり苦労した。

この行列の様子は、京都祇園祭りの光景に良く似ているが、行列の牽引役の中心は、氷川神社の神官と、川越の街の名士達が、羽織袴の礼装で練り歩くのが常である。

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「川越祭り」
<<日本>>--川越--


山車の出発前の先導役を勤める、稚児さんたちの勢揃い光景。

今年の川越祭りは、土日と重なり、絶好の秋晴れとなったため、想像を絶する観客の動員数となった。

今年の祭りには23台の山車が出場し、その内の10台が市内引き回し前に、市役所前に勢揃いした。

市内には車両通行禁止となり車で入ることは出来ないが、川越出身の私は駐車できる穴場を知っているため、我々は車で祭り見学に出掛けた。

途中で市役所に向かう山車の出走前の松江町の山車に出会わせ、可愛い稚児達の出で立ちに、カメラを向けることが出来た。

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「ラッシュ・アワー」
<<ベトナム>>--ハノイ--


ハノイの交差点の、通勤時間帯におけるバイクの混雑風景。

ラッシュ・アワーともなると、早朝の静けさとは打って変わって、ご覧のようなバイクの混雑となる。

信号無しの横断歩道は、余程の覚悟を持って渡らないと、いつまで経っても横断することが出来ない。

意を決してゆっくりしたペースで歩き出すと、バイクの方で避けてくれたり、速度を落としてくれるのだと言うが、それを実行するには、かなりの勇気が必要である。

こんな状態で交通事故が起こらない方が、不思議なくらいである。

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「運動会」
<<日本>>--東京--


保育園の運動会で、エイサーを踊る孫の姿。

孫の保育園での運動会に観客として参加するのは、今年で3回目であった。

早いもので、3年前は年少組の園児だった孫も、今は年長組みとなり、今年で保育園での最後の運動会となり、来年は早くも小学校への入学となる。

まだ年少組の頃は、リレーでもコースを外れて最短距離を走ってしまい、先生方を慌てさせ、観客の爆笑をかったものである。

しかし今年は、全ての競技や演技を卒無くこなし、このエイサーの踊りもトップを切って凛々しく登場し、成長の著しさに驚ろかさりたのであった。

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「大丈夫かな②」
<<ベトナム>>--ハノイ--


ホテルの窓から見る、隣のビルの工事現場の光景。

我々が宿泊したギャラクシィ・ホテルの4階の窓からは、ご覧のような光景が目に入る。

この隣のビルは、今は改装中なのか部屋の中はコンクリートの空き部屋となっていて、工事の作業員が改修工事をしているようである。

それにしてもかなりの高さの作業場に、工事用の足場も無く、ビルの脇のブロックに腰を掛けて休憩を取っているようだが、見ているこちらがハラハラしてしまうが、彼等は意に介していないようである。

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「大丈夫かな」
<<ベトナム>>--ハノイ--


夜が明けて、徐々に混み出したバイクの中を行く、自転車満載の荷物を積んで行くの女性の姿。

自転車が商品運搬車と化したこの状態では、とても自転車に乗って走ることは出来そうもない状態である。

それにしてもこんなに混雑したバイクが疾走する中を、ゆっくりと自転車を転がして歩いていて、事故に会わないのかと、ハラハラする。

こんな状態で、何処まで行くのか分からぬが、働き者の多いベトナム女性の逞しさには、思わず頭が下がると同時に、道中の無事を祈らずには居られなかった。

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「郷に入れば」
<<ベトナム>>--ハノイ--


朝のホテル前で、仲間が買った菅笠を被っての記念撮影。

「郷に入れば郷に従え」で、ちょっと照れ臭かったが仲間のベトナム独特の菅笠を借りて、余興のつもりでカメラに収まった。

バイクで走り去る現地人が、私のこの出で立ちに興味が有るのか、皆こちらを注目していた。

しかし如何にも取って付けた様な、にわか仕立てのベトナム人の積りだが、何処が違うのかちっともベトナム人らしくないのである。

その点では、この菅笠を買った本人が、一番この傘が似合っていたような気がした。

気前の良い彼はこの後、土産物店に行った時に、この菅笠を身重の女店員にプレゼントしてしまい、喜んだ彼女から目一杯のサービスを受けたのであった。

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「レセプショニスト」
<<ベトナム>>--ハノイ--


ハノイで宿泊したギャラクシィ・ホテルの、フロント嬢の奥ゆかしい姿。

様々な国の言葉に対応出来るこのフロント嬢は、対応も実に爽やかで好感が持てる。

矢張りベトナムの首都ハノイのホテル嬢ともなると、頭脳明晰だけでなく、あらゆるお客さんに対しても、嫌な顔一つせず、自然な笑顔でカメラにも応えてくれるのである。

旅が快適であるかどうかは、ホテルライフが満足行くものであるかどうかも、重要な要素の一つであろう。

その要素の中でも、レセプショニスト(フロント係)の応対振りは、かなりの部分を占めるのではないだろうか。

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「一斉に②」
<<ベトナム>>--ハノイ--


朝もやの中を、一斉に走り行くバイクと車の様子。

街路樹が茂るハノイの中心街を走り去るバイクの群れも、朝が明けて行くに連れて数を増してきた。

車の列と違い、バイクだと何となく道路の様子も、ムードが有って爽やかさを感じる気がする。

この光景を眺めていて、果たして日本でも車社会が中心になる前に、こんなに沢山のバイクが走っていた事があっただろうかと、振り返ってみたが、思い当たらなかった。

日本では、いきなり自転車の時代から、車中心の交通環境に変化したように思えるのだが如何であろうか。

かく言う私も、嘗て入社した会社が車関係の会社であったために、入社一年後に中古車を購入したのであった。

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