「仙波東照宮本殿」
<<日本>>--川越--


荘厳華麗な川越喜多院内に有る、国の重要文化財である仙波東照宮の本殿の威容。

家康を祀った日本三代東照宮の一つ、この仙波東照宮は、家康の懐刀であった天海僧正により、寛永10年に建立された。

しかし寛永15年の川越大火で焼失した後、三代将軍徳川家光の命により、当時の川越城主堀田加賀守正盛によって、寛永17年に再建され、現在に至っている。

長年の経年劣化で、華麗な装飾が多少剥がれている部分もあるが、それでも目が覚めるような本殿は、日光からの専門塗装技師達の修理による化粧直しで、更に鮮やかに蘇る事であろう。